2017年12月10日 日曜日
場所:五色山大安寺
案内人:ボーイスカウト日進第1団
※ボーイスカウトって何?
ボーイスカウトとは、自立心を持った健全な青少年の育成を目標とし、
1907年にイギリスで始まった世界的な社会教育運動です。
子どもたちの好奇心や探究心に応え、様々な活動を通して
各年代に合った育成を行うことで、現代の子どもたちに特に必要とされている
心身のバランスのとれた人格の形成を目指しています。
このプログラムは、オープンスカウトという催しでした。
普段は年齢別に分かれて活動している各スカウトのグループ
(1~2年生のビーバー隊、3~5年生のカブ隊、6年生~中3のボーイ隊、
それ以上の年齢のベンチャーおよびローバースカウトやお世話役の団委員さんたち)などが、
この日は一堂に会し、一般の参加者の皆さんと共に、
様々に工夫を凝らしたプログラムで、ボーイスカウトの活動を紹介する、というものです。
日進第一団は、五色園にある大安寺にて活動しています。
最初に、ビーバースカウトのみんなとご挨拶。
その後は、アクションソングというゲーム。歌に合わせて体を動かします。
みんなで歌って体を動かしているうちに、参加者の子どもたちの表情が、すっかりリラックスしていました。
ゲームに勝った子どもたちには、ボーイスカウト式にエールを。
次は、3つの組に分かれて、様々なゲームを楽しみました。
その1=ビンゴハイク
カブ隊の組長をリーダーに、自然豊かな大安寺をハイキングしながら、ビンゴカードに書かれたものを探していきます。
「これ、ちくちくしているよ!」「赤いもの!」
分かれ道。どっちに行けばいいの???と思ったら、、、
地面にこんな矢印が!
追跡サインと言って、仲間が迷わないようにと先発隊が残すサインです。さすが、ボーイスカウトっぽい!
緑豊かな森の中を行きます。
日進第一団は、この豊かな自然の中で活動できる、ということも、うれしい特長のひとつです。
ここも迷うといけないから、サインを残そうね。
ぐるっと回って、ぜ~んぶ見つけたよ!
その2=散蓮華リレー。
散蓮華って、これ↓。ラーメンのスープなどを飲む時に使いますね。
落とさないように、運んで、
次の子に、慎重に。
集中力とバランスが試されますね!
その3=新聞紙スリッパ
災害の際の知恵です。子ど子達でも簡単に作れます。右の写真の絵が描いてある部分に足を入れます。
これは、後で別のゲームでも使うそうです。
いろいろ楽しいゲーム盛りだくさん!で遊んだあとは、、、お昼ご飯♪
ここで、今まで会場の隅っこで活動していたボーイ隊が来て、野外料理の指導をしてくれました。
初めに餃子を包みます。
上手にできるかな? とっても上手!
お次は、こんな棒が出てきて、パンの生地を巻き付け、
立ちかまどで焼きます! 炭火でこんがりキツネ色。おいしそう~(^^)
立ちかまどというのは、竹や木材で作る調理台です。これも、ボーイスカウトならでは!ですね。
ん~~~、おいしそう(^^) パク!おいしい♪
あったかい猪汁と、美味しく焼けた餃子も!
外で食べると余計においしいですよね(^^)
別の立ちかまどでは、こんなものも!豪華です。
おいしくお腹いっぱいになった後は、先ほど野外料理を教えてくれた、ボーイ隊の活動の見学です。
ボーイ隊は、毎月の大安寺でのキャンプをメインに活動しています。
この時も、前日からキャンプでした。夜は寒かったでしょうに、、、すごい!
自分たちで作った。立ちかまどや洗い場。
テントももちろん全部自分たちで立て、ここで寝ました。
最後のゲームは、靴とばしビンゴ。
靴をとばして、ビンゴを狙おう!
靴をとばして裸足になっちゃったら、、、なるほど~、さっき作ったスリッパ!
数々のゲームの総合優勝の組には商品や、参加者全員に記念品も。
楽しかった一日のいい思い出になりますね。
まるっと一日、ボーイスカウトの活動を楽しく体験できた一日となりました。
参加者の皆さんは、ボーイスカウトの活動には前から興味はあったが、
なかなかきっかけがなく、まちミルの冊子や市民祭での出展などで見て
このイベントを知った、という方が多かったです。
これを機に、ボーイスカウトに入隊したい、という方もきっといることでしょう。
日進第一団の関係者の方にインタビューしました。
<保護者の方々>
Q:ボーイスカウトをやっていて、良かったことは?
A:「自分のことが自分でできるようになる」
「学区を超えて友達ができる」
「男女混合の縦割りの活動なので、小さなときは上の子に憧れを持って活動し、
大きくなれば、自分がやってもらったように下の子の面倒を見てあげている」
「責任感が出てくる」
「親は自分の子だけでなく、他の子の成長も見られて楽しい」
<団委員の内藤さん・遠渡さん>
Q:どんな想いで関わっている活動ですか?
A:子どもの健全育成のお手伝いとして関わっている。自分も楽しい。
Q:この活動は、社会的にどんな影響がありますか?
A:子どもたちが災害時においても生きていく力を身に着けられる。
自然の中で集団生活を送ることにより、精神的に強くなり、協調性もうまれる。
縦割りのシステムが良く、下の子が上の子になついている。
Q:これを読んでいる皆さんに気づいてほしいことは何ですか?
A:子どもたちに、今しかできない体験をさせてあげて欲しい。
その体験は、大人になっても忘れず、生きる糧になる。
ウチも、子どもを入隊させてあげたくなってきました~(^^)
ボーイスカウト日進第一団では、いつでもスカウト募集中です!
詳細は、HPからお問い合わせ下さいね。
この記事を書いた人
-
まちミル博覧会 取材ボランティアスタッフ です。
私自身も、まちミル博覧会のパートナーで、【2019年度】も以下のプログラムを開催します。
#39 大地の色で染める~べんがら染めワークショップ
#70 大地の色を粧う~クレイファンデーションワークショップ
#85 親子で楽しむ♪1日だけの森のようちえん・森のがっこう