あなたも今日から「ラテアート職人」!
〇案内人
あんこ椿 バリスタ ナガノマサユキさん
デザインカプチーノの本の出版もしているコーヒーのプロで、中でも、カフェラテに愛らしい絵柄を描くラテアートは店舗でも大人気だそうです。コツをつかめばご家庭でもできますよ。と今回 レクチャーして下さる事になりました。
ここ最近 カフェでカフェラテを頼むと 素敵な絵が描かれていて 一気に優雅な気持ちにを味わう体験された方もいるかと思いますが 「ラテアート」とはなんでしょう~?
ラテとはイタリア語で「ミルク」の事だそうで つまり「牛乳」で描く アート「芸術」と言う訳です。
今回 お集まり頂いた9名の方は まさに老若男女! 年齢の幅が広く 下は小学生から年配の方まで。
参加されたきっかけをお聞きしたら コーヒーが好き、絵を書くのが好き、お店で出して貰った素敵な絵が忘れられなくて、やってみたい。又 将来 お友達とお店を出す事が夢で 第一歩にやって来られた方等々。
仄暗い落ち着いたライトの下、店内のテーブルの廻りを全員で囲み スタート!
ナガノさんから「ラテアートはなかなか奥が深くて 今では世界大会なるものもある程 レベルアップは尽きません。とても 2時間で取得するのはとても難しいので 何となく 感覚を掴み 楽しんで頂けたらとのお話で まずはラテアートの概念のお勉強。皆さん 必死でメモを取られていました。早くも真剣モード。
「ラテアート」には 2種類あり 一つは「フリーポア」と言って エスプレッソの入ったカップに、スチームしたミルクをピッチャーから一気に注ぎながら出来上がるアートのことを言います。
もう一つは今回教えて下さった「エッチング」と言って こちらは、ピックやスプーンなどを使って、絵を描いていく方法を言います。
まずは バリスタ ナガノさんが実践で10回 お手本を見せて下さるのをしっかり見ていて下さいと。
用意するものは
- エスプレッソマシン(有った方が簡単ですが無ければ 濃いコーヒーを淹れればOKとの事)
- ミルクピッチャー
- マグカップ
- コーヒー豆
- 牛乳
- 楊枝やスプーン等(描く時のもの)
何しろエスプレッソマシーンで作られる エスプレッソの注ぎたてと60℃に温められ泡立てられたミルクで作るので スピードが命なのです。
エスプレッソ40ccをコーヒーカップに用意し、150ccのキメの細かい「しっかりした消えない泡」を作ります。この沈まない立ち上がる泡を作る事が最も大事なポイントなんです。
濃いエスプレッソ40ccを注ぎます。
ここではマシーンを使うので 同時に出来上がるミルクムースを エスプレッソの中に カップを斜めに傾けながら躊躇なく 一気にまあるい円になるように注ぎ入れて行きます。
このまあるい円が出来たら ほぼ90%成功と言って良いとの事です。
それだけにムズカシイと言う事です。
バリスタになる前は 美容師さんであったナガノさん やはり手先が器用で繊細な動きから創り出す技術に 皆さん うっとり!
数杯作った後に 実際 注ぎ入れる所から自分でやってみたい人いますか~?の質問に 何と 皆さんが元気よく「はーーい」
これにはびっくり!多分 いても数人と思われていたのでしょう? 本当に~?と。
次々と手を挙げた方からミルクの泡を注ぎ入れ それぞれ絵を書いて行きました。書きたい物をプリントして持参されていた方もいて やる気がみなぎっていました。
それがどの方も成功されて行きました。とても初めてとは思えません(*_*)
その後は 楊枝や小さいスプーンを使って 絵を描いて行きます。泡を上に載せてみたり 楊枝で泡を切るように形を浮き上がらせたりしながら次々に絵が出来上がって行きます。 (うーん、言葉での説明がムズカシイ(;’∀’))
一人として経験者はいなかったのですが 初めてにして失敗した人は一人もいらっしゃらなかったどころか プロのバリスタさんもびっくりした。とお褒めの言葉を貰っていました。
本当に皆さん ただただ、素晴らしい。
この満足そうなお顔を見て下さい)^o^(
マシーンがない 家での作り方も教えて下さいました。
揃えるのはこれだけ!!!
150ccのミルクを小鍋に入れて温めながら(60℃になるまで)小さな泡だて器(これは100均にあるそうです)で泡立てて行きます。
しっかりした泡が出来上がったら 火からおろし ピッチャーに移し さらに泡立てて 沈まない泡を作ります。
マグカップに注いだ40ccのエスプレッソに 泡を注ぎ入れ 絵を描いて行きます。(ここからは先ほどと一緒ですね。)
エスプレッソの代わりに 抹茶をお湯でといたものや 黒ゴマペースト 紫芋のペーストなども良いそうですよ。つまり色の濃い物ならミルクとのコントラストがきいて 絵が浮かび上がって来るのですね。
これは3Dアートと言って こんな立体的な作品も出来るんです。
文字も書けるので メッセージと共に お出しするのも良いですね。
これはチョコペンシルで 図柄を書いて行きます。ちなみにこれはラテで書いていないので ラテアートとは言わないそうですが、色々な楽しみ方が出来るんですね。
こちらはバリスタナガノさんが創られた作品!まさに芸術ですね。
是非 「あんこ椿」でカフェラテを飲み ほっこりとした時間を味わいに行ってみて下さい。 手が空いていれば 教えて下さるそうですよ。
あんこ椿
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