2017年11月12日(日)
〇プログラム:サイフォンを使い本格的珈琲を淹れよう
〇案内人:咲蔵珈琲 福田眞人
まずはこちら咲蔵珈琲のオーナー 福田さんをご紹介します。
こちらのお店をオープンする2008年までは 名古屋の飲食店で勤務されていましたが ふと将来の事を考えた時に 年金だけでは不安に思え 何かプラスになる事をと考え 一番好きであるコーヒーを前面に出すお店を開こうと一念発起。ただ、普通のコーヒー店ではつまらない。差別化を図る為にも味わいあるサイフォンで淹れるコーヒーを出そうと考えたそうです。
今回集まられた5組の方は 日頃からコーヒーが大好きな方々で、もう一つ突っ込んだ方法を学ぼうと お一人の方は遠く浜松からお越しになりました。お茶農家を営んでおられ お茶と共にコーヒーの香りが大好きで たまたま知り合いの方が日進に住んでおり 「まちミル博覧会」を知られたそうです。
一つのテーブルを囲んで早速 福田さんから 最初に「まちミル博覧会」に出ることになった経緯が話され その後に 「コーヒーと健康」についてのレクチャーから始まりました。
最近はコーヒーブームにもなっていますが意外とその効能は知られていませんが 一日に4杯から5杯飲む人が最も死亡率が低いとの事でした。又 認知症やアルツハイマーにも効果があると言う結果が出ているそうです。
運動する前にブラックで飲むと脂肪燃焼の上昇にもつながり 女性の大敵 シミにも効果があると言う 良いことづくめ。
ただ、勿論 飲みすぎは考えものですが 一番大事な事は 「何杯飲めば良いか」ではなく、コーヒーをゆっくり淹れ コーヒーを飲み ほっとする。「ゆったりとした時間を五感で味わう事」が何より大切なのではないか?と言われていました。
いよいよ待ちに待ったサイフォンでの淹れ方をまずはオーナーさんの実演から 皆さん 身を乗り出して 真剣そのものです。
深煎りと浅煎りの違いも実際の豆で説明して下さいました。
ドリップとサイフォンで淹れたものの違いは ドリップは、淹れる人に寄って違う味になるが サイフォンではやり方さえマスターすれば だれが淹れても同じ味が出来るそうです。そして何より下から燃やしているので香りの高い熱々のコーヒーが出来上がるとの事です。
これからの季節にはより魅力的ですね。
マスターが淹れたものを一口ずつ試飲された感想は 「香りが濃厚なのにとてもあっさりして飲み易い」と言われていました。
そしていよいよ皆さんが一人ずつ丁寧な指導のもと 実践に入りました。
まずはアルコールを投入して 下のガラスにお湯を注ぎます。
沸騰したら上のガラスの器具を差し込み 煎った豆を静かに注ぎます。 水とコーヒーとコーヒーの油が分離しているので良く混ぜ合わせます。
そして温まったお湯が上に完全に移動して来たらタイムウオッチでぴったり45秒測って 出来上がり!
この短時間で出来る事がコーヒーのえぐみを出さない理由だそうです。
こちらのご夫婦はご主人がコーヒーが大好きで参加されましたが 今まであまり得意でなかったと言う奥様もすっかりコーヒーの魅力にはまったそうです。
店内は5組の方が淹れたコーヒーの芳醇な香りが漂い コーヒー好きにはたまらないひと時だったのではないでしょうか?
自然に会話も弾み お互いの情報交換などもされていて クラシックな流れる仄暗い店内がほっこりした空間に。。。
名残惜しそうに そして大事にそれぞれの器具を抱え 家路に帰って行かれました。
最後にお店の紹介を~
咲蔵珈琲(さくらコーヒー)は光サイフォンを使って珈琲を淹れている喫茶店です。お客さんのリクエストに寄り モーニングサービスやランチもやっています。是非、五感を使って本格珈琲を味わってみて下さい。
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