2019年10月20日(日)
場所:咲蔵珈琲 咲蔵珈琲さんのブログはこちら
美味しい珈琲をお家でも、、、を学ぶ会が催されました。
いつも咲蔵珈琲さんで、至福の一杯を味わっていらっしゃる方や、
初めてだけど、ちゃんと学んでみたかった、という方
12組13人が集まりました。
まちミル博覧会で毎年大好評のこの講座、
男性率が高いことも、特徴なんです。
(今回は、13人中8人が男性★)
咲蔵珈琲のマスターの福田さんが、今日の講師です。
「いつもの珈琲の美味しさを余すところなくお伝えします!」
皆様の席の前には、各自、新品のサイフォン一式がご用意されています。
(講座の料金に含まれていますので、お持ち帰りします)
普段、咲蔵珈琲さんでは、ハロゲンランプのビームヒーターを熱源に利用されています。
皆様のセットにはアルコールランプが用意されています。
まず、福田さんが、サイフォン式コーヒーメーカーの
理論を教えてくださいました。
サイフォンとは、ギリシャ語で管(くだ)の意。
隙間の無い管を利用して、液体をある地点から、高い地点まで導く原理のことを指すそうです。
身近な例だと、石油ストーブ等に利用するポンプだそうです。
まずは福田さんがお手本を見せてくださいます。
中に入っている一式の説明
(これはフィルター)
フィルターを上部のロートの中にセットします。
下部の丸いフラスコに入れた水が熱せられ、
温まったお湯が中心部の管を通って上部のロートに上がっていきます。
お湯が上がり切ったら、まずは一回目の撹拌。
挽いた豆が、十分にお湯と混ざり合うことが大切です。
そして、蒸らすこと、45秒
2度目の撹拌と同時に、火を消します。
すると、温度の下がり始めたコーヒーは、元のフラスコに落ちていきます。
カップに注いで、出来上がり!
あたりにいい香りが漂います。
咲蔵珈琲さんでは、特別にブレンドした豆を、中粗挽きにして使用しています。
皆さんは、コーヒー豆の色と味の関係ってご存じですか?
左の方が、濃く焙煎されています。
右の方が、薄い茶色。
黒い方が、カフェインが多いような気がしませんか?
カフェインは、熱に弱いため焙煎時間が長い黒っぽい豆の方が、
カフェインは少ないんだそうです。
(品種により、そうでない場合もあります)
(熱心にメモととる参加者さん?)
では、福田さんのデモンストレーションを見たので、
皆さん、順番に器具を使ってコーヒーを淹れてみましょう!
フィルターをセットします。
アルコールランプに、燃料用アルコールを充てんします。
(くれぐれも燃料用を使用してくださいね)
フラスコに水を入れ、アルコールランプを点火?
意外と早く沸騰してきます。
グラグラっとお湯が沸いたら、上部のロートを、カチッとセットします。
ふわっと、お湯が上部に上がってきて、コーヒー豆と混ざり合います。
一回目の撹拌
45秒待って、2度目の撹拌。 すぐ火を止める。
(泡・豆・水分の3層に分かれているのはうまくいってる証拠)
コーヒーが下に落ちる。
カップに注げば、出来上がり~~~
使用後のコーヒー豆は、脱臭剤や植物の肥料として使ってくださいね!
ほかのテーブルの皆様も、順次、自分たちでコーヒーを淹れます。
コーヒーを口にした参加者さんは、
「すぅ-と喉に入る」とおっしゃっていました。
雑味がなく、いつも自分で淹れているコーヒーとは全く違う、と。
他の参加者さんは、以前にサイフォンで入れたコーヒーを飲んで
美味しかったので、自分でも淹れてみたいと参加されたそうです。
味は、記憶にあるコーヒーと同じだそうで、満足気なご様子でした。
珈琲を美味しく楽しむコツは
「リラックスして飲むこと」だそうです。
手順はきちんと守りつつ、ゆったりした気持ちで淹れることが大切なんですね。
まずは、サイフォンで淹れたコーヒーを味わいに咲蔵珈琲に、いらしてくださいね!
この記事を書いた人
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まちミル博覧会 応援スタッフ
好きな食べ物:しいたけ
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