【2022年開催】54.初めての方でも簡単にできる!苔テラリウムワークショップ

【開催日時】2022年11月3日(木・祝)
【開催場所】Resame(リセイム) 日進市岩崎町梅ノ木185‐28
【案内人】苔楽企画

苔テラリウム…ってなんですか?
あ、そうか、苔のテラリウムか…
いや、あの、すみません…テラリウム…ってなんですか?

きっと皆さんそういう状態でしょう!取材前の私もそうでした。
苔テラリウム迷子の皆さん!ご安心ください。
まずは、テラリウムの語源からいきましょう。

テラリウムとは、ラテン語の「テラ=陸地」と「リウム=空間」という言葉を組みあわせた造語です。
そしてテラリウムは、「ガラスなど光が通る密閉された透明なケースの中で、陸上の生き物を育てる方法のこと」を言います。

そして、「苔」は、苔です!

すなわち苔テラリウムとは、「苔をガラスケースで育てること!」です!(どや顔)
ここまででまだ分からないという人は、そっとこのブログを閉じてください。

さて、前置きが長くなりましたが、そんな苔テラリウムのワークショップが11月3日、苔楽企画さん主催のもと開催されました。
場所は日進市のおしゃれスポットの一つであるResame(リセイム)さんです。

苔楽企画さんは「苔のある暮らしを楽しむ」をコンセプトに、苔テラリウム制作やワークショップなどの活動を行っている苔テラリウムクリエイターです。
また苔テラリウムに関する情報や制作の様子などを動画で配信するYouTubeチャンネルも開設されています。
ご興味のある方はこの機会にぜひチェックしてみてください。

苔楽企画さんのYouTube
https://www.youtube.com/c/苔楽film/

この日のワークショップには、5組6名が参加していました。
「前日に苔テラリウムの動画を見て予習をしてきた」と話す参加者もおり、本気度の高さが伺えます。
しかし全員が苔テラリウム初体験。
どのように進めるのか、講師の榎本さんが丁寧に説明をしながら進行します。

  
苔テラリウム制作のおおまかな手順は次の通り。

ガラスの瓶に土を引く。

(大きめの)石を入れる

水を差す

化粧砂を入れる

苔を入れる

専用のフィギュアなどの小物を入れる

なんだか手順だけ見ると簡単そうですね。
確かに、砂を入れたり、石を入れたり…そう難しくはなさそう。
ですが侮らないでください。肝心なのは「イメージ」です。
そう「imagination」なのです。

「ガラス瓶の中にどんな景色を創造しようか…」
それを想像することが苔テラリウムの最大の難関かつ最大の魅力なのです!

そうは言われても…最初はなかなか難しいものです。
まずは探り探りでいいんです。
途中で石の位置や砂の量なども調整できます。
そう硬くならず、思い思いに作ってみるのがよさそうです。

  

参加者の皆さんも、悩みながら、相談しながら、慎重に作り進める様子が印象的でした。
特に、化粧砂を入れるところと苔を入れるところが難しそうでしたね…。
化粧砂は「山道」や「川」などを表現のに用いられるのですが、一度砂を入れ始めると修正が難しく、事前のイメージと丁寧さが求められます。
苔は(塊の苔から少しずつ切り離して使う)ピンセットで瓶の中に入れていくのですが、思った位置に接地させるのが難しそうでした。
参加者からは「難しい!」という言葉とともに、「延々とやっていられる」「めちゃくちゃ楽しい!」という言葉も。

苔を入れたら最後にフィギュアを飾ります。
ジブリのキャラクターや動物など、苔の世界観にあった小さなフィギュアたちが準備されており、皆さんフィギュア選びもとても楽しそうでした。
(苔楽企画さんで苔テラリウム専用のフィギュアを自作したりしているそうですよ!)

  

悩みながら、あれこれ自分の理想の景色を作っていく。
まちを作るゲームのように、大人がハマる、テラリウム。
完成した苔テラリウムを撮影するフォトタイムも設けられ、充実したワークショップとなりました。
皆さんほんとに初めてですか?ってくらい全部素敵な作品でしたよ!

 

皆さんも一度「苔のある暮らし」をご検討してみてはいかがでしょうか。
ご趣味にもおすすめです。

この記事を書いた人

三谷勇太
三谷勇太
日進市を拠点にフォトグラファーとして活動しています!
商業写真撮影を行う傍ら、出張写真館としてイベント出店や撮影会を行ったり、写真作品を販売したりもしています。
「写真には人生を豊かにする力がある!」
どうぞよろしくお願いします。