【2022年開催】19.おとなの教養【写経】~般若心経~

日時:2022年10月1日 (土曜) 14:00-16:00

場所:龍淵寺(りょうえんじ) 日進市赤池町西組110

 

お香の香りを嗅ぐと、すっと暑さが引くような気がするのは、私だけでしょうか?

 

10月とは思えない暑さの午後、

龍淵寺さんの本堂は、心地よい風が吹き抜けていました。

 

 

最初に、伊藤住職より、お寺の説明がありました。

こちらのお寺は、赤池城の城主であった丹羽秀信の菩提寺として、天正元年(1573)に創建されたお寺だそうです。

 

この「赤池」の名前は、

元々お寺の脇に「あかいけ」と呼ばれる池があったそうです。

この「あか」というのは、仏様にお供えするお水のことを差す「閼伽(あか)水」からきているそうです。

 

般若心経を順に、わかりやすく説明してくださいました。

魔訶般若波羅蜜多心経とは

大いなる智慧の完全なる中心のお経の意

 

このお経を貫くのは、「空の思想」

空とは、実体はないけど、無いわけではない、、、

 

うーん、わかるような気がするけど、わかっていない気もする。。。

参加者の皆様はいかがだったのでしょうか。

住職の解説の後は、皆様と一緒に、小さな声で読経

ご住職の高らかな読経をお聞きし、心が洗われた気分になりました。

 

 

次は、場所を移して、本日のメインである、写経の時間です。

写経をするときは、身だしなみを整え、息を整え、机に向かいます。

静かに時が流れます。

 

ふと見上げると、天井にファンが回っていました。

一見すると羽は無いように見える、

でも、ちゃんと羽はある

 

なんだか、「空の思想」って、こういうことなのかな。。。

 

 

   

 

30分ほどすると、順に皆様が写経を終えられました。

 

本堂で、住職に心経を手渡し、奉納をお願いいたします。

それと引き換えに手渡されたものが、こちらの御朱印

 

よーくみると左上に、まちミル博覧会のロゴがあしらわれています。

満開の芙蓉が暑さに負けずに、凛と咲き誇っていました。

 

境内には、創建当時に植えられた、椎の木が、大きな木陰を作っています。