【2019開催】105.「認知症凍結」「相続」から資産を守る『家族信託+α』セミナー

2019年11月16日(土)

場所:あい工房 あい工房さんのフェイスブックはこちら

 

高齢化社会に突入し、誰もが加齢に伴う事象を避けて通れない時代になりました。

 

でも、それは、あなたのおじいちゃんやおばあちゃんが願った長寿社会でもあるんです。

 

出来ないことを嘆くのではなく、出来ることを一つづつ楽しんでいく、そんな未来にしたいな、と

個人的に思っております。

 

その時に大切で避けて通れないのが、「お金」のこと・・・

 

転ばぬ先に杖が突くことが出来るなら・・・

 

今日は、そんなお話です。

今日の案内人、石田 千鶴さんです。

株式会社コーキさんのHPはこちら

石田さんは、お義父様の突然の相続で「慌てまくった」経験をされ、

事前対策の必要性をひしひしと実感し、その時の体験をもとに、

相続問題と深い関係性を持つ不動産の観点からアドバイスをされています。

 

その石田さんが、相続のセミナーでともに学ばれたお仲間の先生方をお招きし、

今日の講座となりました。

 

 

普段は、都心に出かけないと聞けないようなセミナーをぜひ日進市でも!、との熱い思いに

応えて、お越しくださったのが、

四日市市を中心に東海三県でお広くご活躍の

安田 修さんです。

安田さんの連絡先:eight888.consultant@gmail.com

セミナーの内容は・・・

今日は2回講座の第一回目ということで、相続の基本的に情報をはじめ、

先生方の大事にしていることをお話しくださいました。

安田さんの一番大切にしていらっしゃることは、

民法に則って、杓子定規に分配の手続きをすることは、

ある意味どなたにもできることです。

ですが、果たしてそれは、お亡くなりになった方が望んでいたことでしょうか?

亡くなった方のご遺志を尊重し、

これから生きていく者たちがお互いに気持ちよく納得するためのお手伝いをなさっています。

どなたかがお亡くなりになり、相続が発生した時、起こりうる3つの問題が、

・争続

・節税

・納税

と言われています。

相続税は、相続の発生から10か月以内に、現金で納めなくてはなりません。

 

勘定と感情のバランス、これが一番大切と。

そこで自分の意思を伝えるために有効なのが、遺言を残しておくこと。

 

遺言には、大きく分けて2種類ってご存じですか?

一つ目は、自分の手書きで、法律に則った形式にならって作成するもの。

もう一つは、公証役場に出向いて作成するもの。

 

作成の手間はかかりますが、法律の専門家に作成してもらえますので、

せっかく作成した遺言が無効になる、という残念な結果を避けることが出来ます。

 

また、遺言には、法律上の財産の分配についてのみ記載するのではなく、

付言事項として、あなたの気持ちを綴っておくことも可能なのです。

 、と力説されていました!

 

また、安田さんのこれまでの経験を通して、

相続対策として現時点で有効と考えているのは、

不動産、

生前贈与、

生命保険の活用の3点だそうです。

 

す・べ・て、お亡くなりになってからではどうしようもないことばかりです

先を見据えて、今、第一歩を踏み出すことが大切だそうです。

 

次の講師は、名古屋市瑞穂区に事務所を構える

司法書士の 酒井太輔先生です。

酒井先生の事務所のHPはこちら

酒井先生も、石田さんと同じく、ご自身のお祖母さまの相続・認知症問題に直面された経験がおありで、

相続対策の重要性を強く認識されたそうです。

お祖母さまの最後の言葉

「だいすけ 準備しておいてよかった あとはよろしく」の言葉を大切に、

資産と絆を紡ぐお手伝いをされています。

 

 

酒井先生のお話のポイントは4つ!

1.将来の生活・老後資金の問題を考えましょう!

2.相続が発生した時のために、納税資金について考えましょう!

3.節税について考えましょう!

4.「争続」にならないために、事前に出来ることをしておきましょう!

 

順番が大切だそうです!!

まずは、自分が生きていくために必要なお金の確保は、譲れないことですね。

そこを考えた上で、いつかは必ずだれにでも訪れる万が一の時のために、

考えておきましょう、ということです。

その上で、事前準備しておけば節税対策になることを勉強して、

一歩踏み出しておきましょう、というお話でした。

 

 

今日は「家族信託」という言葉を初めてききました。

 

その「家族信託」の話に入る前に、

大前提の相続全体についての学びが、今日の中心でした。

 

相続が発生してからではできないことがあるのだとしたら、

まずは、勉強するところから、

そして、ご自分の資産についてのリスト化し、

見える化して考えておくことから始めてはいかがでしょうか?

 

相続が発生すると、周りはきっと気持ちが落ち着かない日々を送ることになります。

 

その時に、たまたま出会った専門家にすべてを委ねてよいのでしょうか?

 

                                                         2019年11月30日(土)に、講座の第2回目が開催されます。

初回を受講していない方でも参加可能です。

 

「相続」「家族信託」のキーワードにピントきた方は、ぜひお越しください!

11月30日の講座のお申し込みはこちらから