【2019開催】8.国産小麦で作るサンタパンとジンジャーシナモンクッキー

2019年11月15日(土)

場所:日進市岩崎台 パン教室とちいさなカフェcoocoo

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焼きたてのパンの香りって、幸せな気持ちになりますよね?

自分で作ってみたいけど、ちょっと難しそう・・・

そんな方のために、初めての方でも大丈夫なパンレッスンが開催されました。

 

 

日進市岩崎台の、噂の隠れ家パン教室 coocooさんです。

 

 

エントランスでは、まちミルのパンフレットがお出迎え

玄関を開けると、クリスマスムードのスワッグ

講師の岩田先生は、ベーキングスクールの講師として18年間、パン教室を主宰。

その後、こちらのcoocooを開業されて7年という、

パンの道一筋の素敵なマダムです。

正面には、威風堂々の業務用のオーブンがあります。

 

早速、作業をスタートしましょう!

小麦粉は、国産の「春よ来い」

今日は、時間の制限があるため、いつもの天然酵母ではなく、

どなたでも入手しやすい、インスタントドライイーストを使用します。

 

サンタパンの本体の生地を作りましょう。

 

小麦粉に、ドライイーストを振り入れ、塩をパラリ。

分量の砂糖を、粉の真ん中に入れ、

40度程度のお湯で、溶かしながら、混ぜていきます。

 

なぜ?冷水でなく、ぬるま湯なの?

それは、これから手でこねていくのですが、

こね上げた時の生地の温度が30度前後だと、一番イーストの発酵がスムーズにいくからだそうです。

 

まだ、粉っぽい状態ですが、天板に広げます。

今日は、6人の参加者さんということで、3組に分かれて作業を行います。

まずは、お一人目がコネコネ・・・

まだまだ粉っぽい。

よーく伸ばしながらこねていくことで、小麦粉のグルテンが出てきて、だんだん一つにまとまってくるので、

それまで、頑張ってこねてくださいね!

 

なんとなく、ひとまとまりになってきた様子。

次に室温に置いたバターを練りこみます。

 

先生が、こね方の見本を見せてくださいました。

サッとまとめ、ぐーっと伸ばす・・・

さあ、皆さんも頑張ってみてね

 

うんうん、だんだん生地が艶っとしてきたのがわかります。

 

グルテンが出てきたかどうかは、こうやって生地を引っ張ってみるとわかりますよ!

ブチっと千切れるときは、まだこねがたりません。

 

フワッと伸びるようになればOKです。

 

みんなで生地の触感を確認

良い感じでまとまってきたので、一次発酵しましょう

ボールにいれ、ラップをかけて、今日は時間の集うもありますので、

発酵機にいれますね

次は、サンタさんの帽子やおひげになるクッキー生地を作りましょう。

室温に置いた有塩バターに、分量の砂糖をいれ、擦り混ぜます。

卵を入れるときは、ドバっと入れないように、少しずつ混ぜていってくださいね。

 

ふるった薄力粉を入れます。

おひげは生地の色をそのまま活かしましょう。

帽子は、クリスマスらしく赤の色粉を混ぜましょう。

赤、とひと言で言っても、様々は色味があります。

どの色がお好みですか?

 

 

 

 

パン作りには、ベーカーズパーセントという独特の計量法があります。

粉の総重量を100%とし、それに対しての各分量を%で表します。

だから、足して100にならないんですが、気にせず進めてくださいね。

 

帽子にする分を量って、その生地に色粉を混ぜます。

最初にドバっと入れるのではなく、

様子を見ながら好みの色になるよう、調節してくださいね。

 

帽子生地も、それぞれお好みの色に仕上がりました。

 

次は、お鼻にする分と、帽子のボンボンにする分を丸めましょう。

 

ここからは、サンタパンではなく、帽子やおひげの生地を使って、

ジンジャーシナモンクッキーを作ります。

 

生地にスパイスを混ぜたら、薄く伸ばします。

手の暖かさで生地が緩くなっているので、一度冷蔵庫に入れて冷やしましょう。

 

  

 

では、最初に仕上げた生地を取り出してみましょう。

発酵前 発酵後

ふわっと膨らんでいるの、わかりますか?

発酵の具合を確かめるために、

指に、粉を付けて、フィンガーチェックをしてみましょう。

指の跡が残れば、OK!

穴が閉じていくようでは、発酵が足りない状態ですし、

プシューと空気が抜けてしまうようでは、発酵しすぎです。

 

とても良い状態に発酵していますね。

1人分ずつに切り分けていきましょう。

分量を量って、二次発酵の準備をします。

ツヤツヤのまん丸!

自分の分が見分けがつかないので、付箋で印をしておきましょう。

ん?

生地が余っている・・・。

 

これは、皆さんの試食用にちぎりパンを作る分です。

等分にわけて丸めてください。

 

番重にいれて、ベンチタイム

ベンチタイムとは、文字通りちょっと生地を休ませる時間のこと。

一次発酵してすぐの生地はピンと張っていて、このまま成型すると、

グルテンが切れてしまったりするようです。

休ませることにより、生地が緩んで伸びやすくなり成型しやすくなるそうです。

 

ベンチタイムを利用して、手元の資料に目を通しましょう。

 

今、行ってきた作業について記載されているので、

読んでいてもすんなり頭に入ってくるご様子・・・

 

 

手拭きを使って、次の作業の説明も。

 

チョコペンの説明をします。

一般的にチョコペンというと、市販されているペンシル型のチョコレートを思い浮かべますね。

でも、パン生地に使用する際は、手作りチョコペンの方が、本体の生地になじみやすいので、

作ってみましょう。

 

厚手のビニールフィルムを三角形に切ります。

それをクルっと丸め、セロテープで止めます。

中に生地を入れて、上もセロテープで止めれば出来上がりです。

 

今日の黒色は、竹炭パウダーを使用します。

 

っと、ここで、ベンチタイム終了。

作業の続きをスタートしましょう。

丸めた生地を手の平で押して、二つに折るようにします。

そしたら、手の平でクルクルっとして、お尻の部分をキュッと閉じれば出来上がり。

きちんと分量を量っているので、同じ大きさの丸になっていてキレイ!

型に並べます。

~二次発酵~

 

ひげや帽子のクッキー生地が締まってきた頃なので、取り出してみましょう。

薄い円状に伸ばします。

円を半分に切って、おひげにします。

色粉を混ぜた生地で帽子の部分を作ります。

取り分けておいた分量の生地を丸めて、お鼻にします。

なんとなくサンタさんっぽくなってきた・・・

~二次発酵~

スパイスを混ぜたクッキー生地を型抜きしましょう。

 

業務用のオーブンなので、天板も大きく、クッキーを並べると圧巻!

 

 

 

ちぎりパンの二次発酵が完了しました。

先ほど型に入れたときは隙間が空いていたのに、発酵したらぴったり隣とくっついてますね。

卵を塗り、マヨネーズをかけ、

玉ねぎ、ベーコン、チーズをトッピングしたら、オーブンへ投入。

二次発酵の完了したサンタパンに、顔を描きましょう。

 

  

 

いろんなお顔のサンタさんが出来上がり。オーブンへ投入

 ドキドキ・・・

いい香りが漂ってきました~

試食用のちぎりパンの完成です!

 

皆様、カフェスペースに移動して試食タイム♪

ふわぁーと千切れて、チーズが糸を引きます。

うーん、美味しい!

 

パンをちぎると、ふわっと香りが広がります

 

サンタパンも焼けました~~

 

   

 

続いて、クッキーも焼けました~

今日の参加者さんは、日進市の広報に折り込まれたパンフレットをご覧になった方や、

パン教室に通ってみたいな~と考えていて、たまたまインターネットで先生のSNSにたどりつき、

そこから、まちミル博覧会の開催を知り、申し込んでくださった方など、

様々でした。

 

インスタグラムをフォローしていた参加者へのプレゼント♥

皆さん、パンを作ってみたいとは思っていても、なかなか一人では、、、とお考えになっていたようで、

今日のプログラムに参加されて、大満足のご様子でした。

「これから、家でやってみたいかも?」

「単発の教室を探していたので、ちょうどよかったです!」

 

家族に美味しいものを食べさせたい、と始まった岩田先生のパンの旅は、

たくさんの方を笑顔にしながら、まだまだ続きそうです。