【2018開催レポ】84.がんを知り、学ぼう!

2018年11月24日(土) 13:0015:30

にぎわい交流館

 

 

皆さんは、「ガン」と聞くと、どのようなイメージをお持ちですか?

 

私は、

「最近は、結構治る方もいるらしいけど・・・」

「治療が、ものすごく苦痛を伴うものらしい・・・」

などなど、ちょっとネガティブなイメージを持っています。

 

今日は、「ガン」という病気について学び、

罹ってしまったら、どのような心構えを持てばよいのか、

そんなお話です。

 

めぐみの会 代表の織田英嗣さんは、

15年前、42歳という若さで、

ステージⅣの食道がんに罹患したそうです。

 

仕事では、重要なポストにあり、

家庭においては、お子さまはまだ小学生という、

まさに働き盛りの時、だったそうです。

 

 

15時間に及び、大手術を受け、

57か所のリンパ節等を切除されました。

 

無事手術を終え、職場に復帰するも、

織田さんには、心に違和感を抱いたそうです。

 

 

 

5年生存率は20%と告げられていた織田さんは、

今までの生活を送ってきたから、ガンになったのに、

今までの生活に戻っていいのか??

その思いが消えず、職場を離れる決断をされたのです。

 

同じ生活を送っていたのでは、

きっとまた、同じことの繰り返しになってしまう、と考えた織田さんは、

職場を離れ、食生活を改め、

考え方までも、改めるよう努められたそうです。

 

職場では、自分の思い通りにならないと、

相手に怒りの感情をぶつけたこともあるそうです。

 

病気を経て織田さんは、気づいたそうです。

「怒りとは、相手を思い通りにしたくて、でも、出来なかったときに湧いてくる感情。

だったら、その想いを手放そう」と。

 

 

今の治療は、もしかして、医療側が主体になっていませんか?

もちろん、医療をすべて否定するわけではありません。

でも、織田さんはおっしゃいました。

医療に頼り、言われたままにしていたときは、希望は見えてこなかったけど、

自分が主体的に物事を選択するようになったら、希望がみえてきた、と。

 

治療においても、あくまで主導権は自分が持つこと!

 

 

最後に織田さんは、

「ガンになったから、前向きに生きられるようになった」と

おっしゃいました。

 

~がんになっても、

明るく、楽しく、幸せに~をスローガンに、

様々な活動をされています。

 

今や2人に1人が、ガンにかかると言われている時代。

織田さんのお話を、聴かせていただき、

ガンに対する恐怖心がものすごく薄らぎました。

 

病気にかかっても、病人にならないよう、

ぜひ多くの方に、織田さんの経験談を聞いていただきたいな、と思いました。

 

 

 

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