【2018開催レポ】75.地産地消のおいしい料理と落語で粋な時間を

10月6日(土)、日進市北新町にある食事処「阿蔵」にて、ランチと寄席を楽しめるイベントが開催されました

午前の部、午後の部ともほぼ満席の大盛況!

午前の方は寄席を楽しんだ後に、午後の部の方は寄席の前に阿蔵さんの食事を味わいました

阿蔵さんのお料理で使われている材料(野菜)はお店の前の畑で自家栽培したものなので、旬の食材をとれたて新鮮な状態で調理したものをいただくことができます。

しっかりとお出汁がしみた大根の含め煮、オクラとわかめの酢の物、どれもとてもおいしかったです。

 

寄席には最初、講談師の旭堂鱗林(きょくどうりんりん)さんが登壇されました。

始まってほどなくして、携帯の着信音を鳴らしてしまわれた参加者さんがおられたのですが、それを即興でネタにし、笑いに持って行く技はさすがプロ!

思わず「弟子にしてください!」と言いたくなりました

 

参加者さんを巻き込みながら、地元ネタをふんだんに盛り込んだ小噺がテンポよく進んでいきます。

5分に1回、いや、3分に1回は笑いが起こっていたように思います。

 

20分程進んだところで、「今からが本題です!」

これまでの話は料理でいう前菜だったのですが、もうすでにおなか一杯笑いました(笑)

『藤井聡太物語』という講談タイトルなのですが、ちゃんと本題の前に話していた内容がオチに絡んでいて、「さすが!」の一言に尽きます

やっぱり弟子にしてもらいたいと思いました(笑)

 

続いて落語家の雷門獅篭(かみなりもんしかご)さんが登壇されました

獅篭さんは落語家でありながら漫画家でもあり、その場で会場におられた方の似顔絵を描かれていました

描いている最中も話術でお客様を笑いに誘います

 

顔の向きで人物を演じ分けたり、声色や身振り手振りで感情を表現したり、落語家さんって一人で何役もこなすマルチな役者だと思いました。

さらに笑いも取るのですから。

 

最初に「お話を絵として想像するチカラが笑いを起こします。だから落語を聞く時はしっかり想像力を働かせてくださいね。たくさん笑うことは健康にもよいので、想像力が足りない人は無理やりでも笑ってください。」という話がありました。

大真面目にメモまで取っていたのですが、これがオチへと続く前振りだったとは!(笑)

どういうことかお知りになりたい方は、獅篭さんの寄席にぜひ足を運んでみてください

 

【阿蔵】

人と人との交流や地域とのつながりを大切にしている水野俊弘さんがオーナー

お仲間同士のランチ会、忘年会などにもぜひご利用ください

日進市北新町相野山1310
0561-72-8585