【開催レポ】76.タグラグビー体験会

76.タグラグビー体験会

2017年11月11日(土)

〇プログラム:タグラグビー体験会

〇会場:愛知学院大学 日進キャンパス 第1グラウンド

〇案内人:日進レッドブラックス 監督 青石 哲也さん

愛知学院大学ラグビー部 ヘッドコーチ 杉原 叡土さん

 

みなさん、「タグラグビー」ってご存知ですか?

私は、この講座を取材するまで、存じませんでした。

 

「タグラグビー」の「タグ」とは、↑ これ!

 

「タグラグビー」とは、

タグラグビーは普通のラグビーからタックルなどの接触プレーをなくしたボールゲームで、

性別や年齢を問わず誰でも安全に楽しむことができます。

~タグラグビーオフィシャルウエブサイトより引用~

 

要するに、相手のゴールにボールを運びつつ、しっぽ付鬼ごっこを同時にしちゃう、ってことです。

 

本来のラグビーは、和名「闘球」と呼ばれるほど、激しいスポーツですが、

タグラグビーは、身体の接触を出来るだけ抑え、

誰でも気軽に楽しめる要素を盛り込んだ、安全性の高い球技なんです。

 

だから、こんな幼いお子様たちでも、親子で、一緒に思いっきり楽しめるんです。

今回は、特別企画ということで、

タグラグビーに欠かせない要素である、

「走る」を重点的にサポートしてくださる、伊藤洋輝先生にもお越しいただき、

ご指導いただきました。

 

まずは、現在の速さを計測

 

そして、数種類の基礎トレーニングを行いました。

 

(こちらは、サポートに来てくださった現役大学生のラガーマンが、

運動器具の使い方を実践してくださっている様子)

 

子どもたちは、お兄さんの真剣な表情ではなく、

重りの動きに注目してましたっけ。

最初は、大学生のお兄さんに、どのように接してよいか、躊躇していたお子さん方も、

これで一気にお兄さんへの、尊敬の念が増しました!

 

 

基礎トレーニングが終わり、もう一度計測してみると、

なんと不思議!

たった数分のトレーニングで、どのお子さんも、少し足が速くなっているのです!

意識する、ってこんなに具体的に成果を出すんだと、改めて驚きました。

 

さあ、次は、いよいよラグビーボールに触ります。

 

タグラグビーをご存じでないお子さんも参加されていますので、

最初に簡単にルールを教わります。

 

あとは、実践して、覚えるのみ!

ちょっとブレてしまいましたが、

ゴールの瞬間に、タグが引き抜かれそうになっているの、わかりますか?

一緒に交じってプレーしてくださった、大学生のお兄さんのタグが引き抜かれそうになっています。

本来のラグビーだったら、小学生が大学生にタックルしたところで、

軽くかわされてしまうでしょう。

でも、

タグラグビーだからこそ、小学生と大学生が、対等にゲームに参加することができるのです。

普段から、タグラグビー教室に通う女子も、新しいお友達を誘って参加してくれていました。

保護者の方にお話を伺ったところ、

「お友達から誘われて、参加したけど、ものすごく夢中になって、

今では週に2日教室に通っています」

~ケガが多いように思いますが、その点はいかがですか?

「いいえ、まったくそんなことはありません。

教室に通ってからも一度もケガはありませんよ。」

 

最初と最後には、必ずお辞儀をして握手をします。

親しくなった大学生のお兄さんに、腕ぐるまをしてもらって、

集合場所まで移動してました(笑)

 

最後に、案内人の青石さんにお話を伺いました。

 

Q.ひとことで言うと、どんな活動ですか?

A.安全で楽しく運動ができ、仲間作りや協力の大切さを体感できる時間を過ごすことができます

 

Q.どんな点が、参加者の共感を集めていると思われますか?

A.運動に留まらず、人間つくりや、身体つくりができていると、

保護者の方から、喜ばれています。

鬼ごっこのように簡単だと思われていますが、

ラグビーの精神である「all for one .one for all」

に代表される、自己犠牲の精神などを自然と学ぶことができ、

その点が、人間形成に大いに役立っているところだと思います。

 

Q.タグラグビーを通じて、皆様にお伝えしたいことはありますか?

A.言われたとおりに動くだけでなく、自分で考えて動くことが、自然と求められるスポーツですので、

自立心や、自分で考える習慣がつきます。

 

 

足の速い人だけが、活躍するのではなく、だれにでも活躍のチャンスがある、

それが、タグラグビーです。

 

どこかで、あたなも、タグラグビーを文字を見かけたら、

ぜひ、トライしてみてくださいね!

 

青石さんの活動の様子はこちら

 

伊藤洋輝さんの活動はこちら