“アンティーク着物”って聞いたことがありますか?
“アンティーク” な着物、と想像はつくものの、日常、着物とは程遠い生活を送っている私からは、何がアンティークで何がアンティークではないのか、全く区別がつかず、、、
今回、日進市浅田にある旧市川家住宅で行われたアンティーク×こども撮影会に行ってきました。
「アンテーィーク着物と言われるものはだいたい戦前のものですね」と教えてくれたのは、案内人のkimono Jubile の渡邉さん。アンティーク着物が好きで好きで集めていたらいつの間にか着物レンタルのお仕事をしていて、、、と可愛らしく笑う姿からは想像がつかない、こだわり満載の渡邉さん。ホームページには子どもから大人まで、七五三から卒業袴・結婚式衣装・訪問着。など、数え切れないアンティーク着物や渡邉さんこだわりの帯など、思わず「これは可愛いー!!」と口から出てきてしまうほど素敵な着物が溢れています。
kimono Jubile 【HP】https://kimonojubile.wixsite.com/kimono
一週間前まではぽかぽか陽気だったのに、いきなり冬の到来を感じた11月28日、『アンティーク×こども撮影会』に張り切って来てくれたのは3歳のせいかちゃんとママ。この日のために仕事を休んで金沢から駆けつけて来てくれたおじいちゃん、おばあちゃんも一緒に来て下さり、賑やかな雰囲気の中、お支度が始まります。
ディズニーのプリンセスが大好きなせいかちゃん。プリンセスの名前をたくさん知っていて、今日は「日本のプリンセスになろう!」と張り切ってきたのだとか。初対面の大人達に囲まれても嫌がることなく髪の毛をセットしてもらったり、お話をしたり、リラックスした様子でした。
まず、髪をふわふわにしてもらい、アシンメトリーに二つ結び。kimono Jubile の渡邉さんこだわりのシルクを染めて作るアートフラワーの素敵な髪飾りをつけてもらって、にっこり。
次はいよいよ着付け。
子どものいるスタッフばかりで、多くの子どもが嫌がる足袋も、「うさぎさんのお耳だよ~」と子供の興味を惹きつけ、あっという間に履かせていたり、事前に打ち合わせし、予めその子の身長に合わせて着物を縫っているので余計な時間は一切かからず、気づくと着物を着ていたり、今日もあっという間に“日本のプリンセス”が出来上がっていました。
写真を撮るのは、カメラマン・デザイナーと多方面に活躍している梶さん。まちミルの表紙の写真・デザインも担当している、笑顔が素敵なカメラマン。ママでもある梶さんはすぐにせいかちゃんと打ち解け、撮影はとても良い雰囲気で進んできました。
梶さん【HP】https://tonarino.theblog.me
旧市川家住宅のお庭の紅葉も手伝って、アンティーク着物の柄がとても映えます。そして、それ以上に可愛い可愛い笑顔に大人たちみんながメロメロに。
カメラマンの梶さんだけでなく、お母さん、おじいちゃん、おばあちゃん、周りのスタッフみんなが見つめる中、最後まで笑顔を絶やさずに頑張ってくれたせいかちゃん。終わっても「楽しかった~」と言ってくれて、「私も楽しかった~!」と梶さん。
今回のまちミルのこの講座はとても人気で、初日で予約が埋まってしまいキャンセル待ちもいたとか。「せっかくの七五さんの写真なので、フォトスタジオよりも日進市の特別な場所で写真を撮ってもらえてとても良かった」とママ。旧市川家住宅の中を熱心に見学されていたおじいちゃんの「このような(旧市川家住宅)古き良きものは保存していって欲しいですね」との言葉は、とても心に染みました。今日の特別な日のことをずっと忘れませんように。
この記事を書いた人
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日進市に住んで、気づけば10年。1男1女の母です。
最近少し余裕が出てきたので、ここ日進のこと知りたくなりました。
いろんなところにお邪魔します。
広島焼きお好み焼きだけは譲れません。
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