【2021開催】 63. オンライントーク「上田先生のバングラデシュからこんにちは」

AHI(アジア保健研修所)のインターン

伊藤千浩さん・高橋玲加さんによるこちらのプログラム。

AHIさんでのリアル参加とオンライン参加が選べ

私はオンライン参加させていただきましたー?

 

バングラデシュからZoomでお話をしてくださるのは

現地の日本人学校の先生である上野さん(元梨の木小学校教頭先生)

現地で国際協力のお仕事をされている浦部さんです。

バングラデシュ。暑そうだな。人多そうだな。

というくらいの印象しかなかった私ですが

現地に滞在されているお二人の生の声を聞くことで

リアルなバングラディッシュを感じられました。

 

人口はやっぱり多いということ

(日本の40%の国土に日本よりも多くの人が住んでいる?)

 

男性は、日本人と変わらない服装だけど

女性は、伝統衣装・サロワカを着ていること

(でもその伝統衣装にも流行がある✨)

 

コロナ禍で外出規制がかけられた時には

軍が見張っていたこと

 

街中で、鉄砲を持った人(軍)が、すぐ隣にいたりすること

 

やはり、日本とは違うところだらけです。

 

そして、食べものは全部カレー味!

それも、スパイスがたっぷりきいた、

日本人にとってはかなり辛いカレー。

 

会場参加の方には、そのカレーが振る舞われたのですが

「辛すぎて食べられない!」という声もちらほら 笑

 

バングラデシュでは、子どもの時から

この、からーいカレーを食べるのだそうです。

 

そして特に印象的だったのは、浦部さんの国際協力のあり方の話。

バングラデシュは、色々な国際協力(支援)を受けているけど

国がその支援に慣れてしまっている、依存体質になっている感も否めない。

 

支援する側は「助けてあげる」という意識ではなくて

「国と国との関係を良くする」ということを考えることが大切。

一方的に助けてあげるのではなくて、自分も現地の人から学ぶ、

現地の人に日本のことも知ってもらって

ゆくゆくは、日本も支援してもらうという関係になるといい。

 

ということでした。

 

バングラデシュは日本より貧しい国、と思われるかもしれませんが

地方では、自然の中で無邪気に遊ぶ子どもたちの笑顔がいっぱい

本当に豊かなのはどちらなのか、それは誰にも決められないと思いました

バングラデシュに限らず、色々な国の暮らしを知って、学ぶことは大切ですね。