AHI(アジア保健研修所)のインターン
伊藤千浩さん・高橋玲加さんによるこちらのプログラム。
AHIさんでのリアル参加とオンライン参加が選べ
私はオンライン参加させていただきましたー?
バングラデシュからZoomでお話をしてくださるのは
現地の日本人学校の先生である上野さん(元梨の木小学校教頭先生)
現地で国際協力のお仕事をされている浦部さんです。
バングラデシュ。暑そうだな。人多そうだな。
というくらいの印象しかなかった私ですが
現地に滞在されているお二人の生の声を聞くことで
リアルなバングラディッシュを感じられました。
人口はやっぱり多いということ
(日本の40%の国土に日本よりも多くの人が住んでいる?)
男性は、日本人と変わらない服装だけど
女性は、伝統衣装・サロワカを着ていること
(でもその伝統衣装にも流行がある✨)
コロナ禍で外出規制がかけられた時には
軍が見張っていたこと
街中で、鉄砲を持った人(軍)が、すぐ隣にいたりすること
やはり、日本とは違うところだらけです。
そして、食べものは全部カレー味!
それも、スパイスがたっぷりきいた、
日本人にとってはかなり辛いカレー。
会場参加の方には、そのカレーが振る舞われたのですが
「辛すぎて食べられない!」という声もちらほら 笑
バングラデシュでは、子どもの時から
この、からーいカレーを食べるのだそうです。
そして特に印象的だったのは、浦部さんの国際協力のあり方の話。
バングラデシュは、色々な国際協力(支援)を受けているけど
国がその支援に慣れてしまっている、依存体質になっている感も否めない。
支援する側は「助けてあげる」という意識ではなくて
「国と国との関係を良くする」ということを考えることが大切。
一方的に助けてあげるのではなくて、自分も現地の人から学ぶ、
現地の人に日本のことも知ってもらって
ゆくゆくは、日本も支援してもらうという関係になるといい。
ということでした。
バングラデシュは日本より貧しい国、と思われるかもしれませんが
地方では、自然の中で無邪気に遊ぶ子どもたちの笑顔がいっぱい
本当に豊かなのはどちらなのか、それは誰にも決められないと思いました
バングラデシュに限らず、色々な国の暮らしを知って、学ぶことは大切ですね。
この記事を書いた人
- 落語が好きなデザイナー・イラストレーターです。