【2019開催】94.親子で初めての坐禅体験！

日進で歴史・文化＆和を感じる

2019年11月30日（土）

場所：龍谷寺

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日差しが温かな11月30日、「親子で初めての坐禅体験！」が龍谷寺で開催され、11人の親子が参加しました。

最初に成田哲眞和尚から坐禅についての説明があり、本堂で20分ずつ、坐禅を組みました。

境内は赤や黄色の紅葉が鮮やかで、無心になって座ると、聞こえるのは鳥のさえずりのみ。最初はぐずっていた子どもたちも次第に無の世界に引き込まれ、静かに座っていました。

坐禅と坐禅の間には、手を前に組み、一歩ずつゆっくりと呼吸しながら本堂を歩き、手足を伸ばしました。

 

2度目の坐禅の後、

哲眞和尚は、曹洞宗大本山總持寺で早朝3時に起き、毎日5時間座禅を組み、お経を唱え、200ｍの廊下の雑巾がけをしたという修行体験を披露。「最初、修行なんて、どういう意味があるのかと思いました。そのうちに意味を考えるのではなく、ただ、続けること、継続することで分かってくる部分があると思うようになりました。坐禅も同じです。坐禅をした後に結果が出るかもしれないし、出ないかもしれない。やり続けることが意味のある人生になり、考える力を身につけることになると思います」と話し、参加者の方々はうなずいて聞いていました。

その後、お茶室に移動。ゆったりとした空間のなか、お抹茶を頂き、みなさん満足したようでした。