【2019開催】45.押し花フレームコースター作り

2019年11月19日(火)

場所:アトリエ ウインドフラワー 日進市蟹甲町池下131-2

連絡先:0561-72-8701

 

あなたは、押し花と聞くと、何を思い浮かべますか?

 

私は幼いころに、電話帳に挟んで、自分で作った

押し花を思い浮かべます。

ものすごくキレイな色に仕上がるものもあれば、

なんだかちょっと残念な色に変色してしまうものもあって、

その後の制作したものを思い出せません。

 

そんな押し花を思い浮かべながら、取材に向かったは私は、

ドアを開けて、その色鮮やかな作品に心を奪われました!

 

 

まるで、お花をそのまま、作品に閉じ込めたみたい・・・

 

講師の近藤 容子先生は、この道28年の大ベテランでいらっしゃいます。

もともと生け花を学ばれていた近藤先生は、創成期の押し花に出会い、

導かれるままに、その道に進まれたそうです。

ご自分の作品制作はもちろんのこと、

結婚式のブーケをアート作品にして残すというお仕事を長くされています。

 

今日はプログラムは、ぜひ地元 日進市のお花で、ということで、

開催前から、多種類のお花を押し花にしてくださっていました。

 

まるで生花みたいでしょ~

 

黒い猫ちゃんは、なんと茄子の皮を乾燥させてあります。

猫ちゃんは、型抜きパンチで・・・

 

 

先生の作品をお手本に、各自自由に作品を作ります。

こちらは、鉢植えのクリスマスツリーをイメージされてます。

鉢ももちろん、枯れ葉の押し花です。

乾燥させた押し花はとても繊細です。

ピンセットで、そっとつまみます。

こちらは、乾燥させた苔を土台に、リースをイメージして・・・

こちらは、自分の好きなお花を中心に・・・

教室内は、シーンと静寂が流れます。

窓の外は、輝くような紅葉

先生は、買ってくるお花だけでは物足りず、ご自分で種から育てられることもあるそうです。

こちらは、先生の初期の作品だそうです。

 

20年以上も経っているとは思えないほど、美しい色合いです。

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作品が完成したら、スポンジの上に置き、

作品の上にカバーを当て、2枚を密着させます。

この時、ちょっとしたコツがあります。プラスチック製品ですので、

静電気が起きやすく、乾燥した花弁は、ふわっと動いてしまうそうです。

そうならないように、蓋にティッシュを添えて作業すると、

ティッシュが静電気を吸収してくれるんだそうです。

しっかり密着させれば、出来上がり。

 

 

あとは、縁取りのリボンを飾ります。

 

こちらは、届いたばかりの結婚式のブーケ

鮮度が大切なので、時間を置かず、作業に入られるそうです。

 

生花に勝るものはありません。

そのお花に込められた思いまでも残すよう、

心を込めて制作されるそうです。