【2019開催】101.いざというときに困らない!女性のための「初めての相続講座」

2019年10月28日(月)

場所:Tガーデン TガーデンさんのHPはこちら

 

本日の会場であるTガーデンさんでは、

秋の日差しを浴びた植物が出迎えてくれました

 

「そうぞく」と聞いて、あなたはどのような文字を思い浮かべますか?

相続、それとも、、、、争族???

 

他の人の話としては聞いたことあるけど、

実際に経験したことない、そんな方のために、

女性講師による、女性のための「相続講座」が開催されました。

 

 

1人目の講師は、いまり司法書士事務所の 大畠 伊万里先生

伊万里司法書士事務所のHPはこちら

 

難しい言葉ではなく、わかりやすい言葉で、ゆっくり説明してくださいました。

 

平成29年12月20日に、民法が改正されたことをご存じでしょうか?

(私は知りませんでした。。。)

 

この改正により、相続にも少なからず影響があるとのこと。

そもそも相続って何でしょう?

―相続とはある人が死亡したときに、

死亡された人の財産を配偶者や子などの親族が財産を引き継ぐことを言います。-

 

つまり、身内の誰かが亡くなったときに発生するものです。

ということは、予め準備しておくことが可能な場合もあるし、

そうでない場合もあるってことですね。

 

では、予め準備できることって、何かあるんですか?

伊万里先生がおっしゃるには、まずはご自分の親族の「財産一覧表」を作ってみては、とのこと。

一覧表を作成し、「見える化」することは、とっても大事!

万が一、親族の財産が不動産等の場合、相続が発生すると、

その後10か月以内に、相続税を現金を納付しなければならない場合も

あるやもしれません。

 

そんな時、一覧表があれば手続き等がスムーズに進められますね。

 

例えば、

「お父さん、山を持ってるって言ってたけど、私実際に、場所を知らないし・・・。」

などなど。

 

 

資産の世代間移転を推奨する流れもあり、

いろいろな情報を知っていれば、

相続が発生する以前に対策を行っておけることが、様々あるようです。

(知らないと、損しちゃうんです!)

 

 

熱心にメモを取る参加者さん

一時間の講座が終わり、ちょっと休憩***

二人目の講師は、

株式会社コーキの石田 千鶴さん

株式会社コーキさんのHPはこちら

 

石田さんは、もともとは専業主婦。

お義父さまの突然の相続が発生し、大変慌てた思いをされたそうです。

何とか、相続の手続きは終えたものの、

なんでこんなに大変なの、との思いが消えず、

一念発起し、そこから勉強を重ね、

宅地建物取引士・相続鑑定士の資格を取得され、

女性の視点で、多くの案件に携わっていらっしゃいます。

 

石田さんは、特に不動産の側面から、相続のことをサポートされています。

重ねて、相続鑑定士のお立場から、

ライフプランを立てることを、お勧めされていました。

私たちが生きていくのに、切っても切り離せないお金のこと。

でも実は、お金のことって、学校では学ばないんですよね。

 

制度が多岐に渡るし、実は、よくわかっていないのが、実情(私だけですか?)

 

知っていれば、活用できる制度も、

知らないまま、相続を迎えてしまうと、その時点では活用できないこともあるんです。

うちは、そんなに資産家じゃないから大丈夫!

親がしっかり対策してくれてるはずだから、大丈夫!

 

本当ですか?

石田さんは、女性だからできることがたくさんあるよ、とおっしゃっていました。

まずは、親族が元気なうちに、できることから始めてみませんか?

 

 

相続が「争族」になってしまわないように・・・

「対策したことで、今は安心感がある」

「大きな悩みから解放された」

「今後の生活に前向きになれた」

 

年を重ねてしまうと、意外と情報弱者になってしまうもの。

 

まだまだ先のこと、と思っているうちに、

安心して相談できる相手を見つけておけると、いいですね。

 

講座の最後には、おいしそうなスープとパンが振舞われました。