2018年10月14日(日)
場所:NPO法人愛知シュタイナー学園
「シュタイナー教育」という言葉をお聞きになったことありますか?
20世紀初め、ドイツの哲学者ルドルフ・シュタイナーさんが提唱した
教育思想および、その実践を指しています。
ひとことでお伝えするのが難しいのですが、
「子どもたちが、いつもその子らしく輝き、
自然や社会とあたたかくつながりながら
自らの意思で世界に働きかけることができる人間に育つこと」と記されています。
園に入ると、こんな素敵な案内看板がお出迎えしてくれました
お庭に付くと、
またまた楽しげな仕掛けが・・・
空のペットボトルの中に、優しい色使いのビー玉が入っています。
装置の上から、ボールを転がすと・・・
こうやって、ペットボトルが倒れるゲームでした。
装置が大掛かりなので、ボールを投げている間のワクワク感が長く、
小さなお子さまでもゆったり遊べるゲームでした。
そのお隣には、こんな優しいお池があります。
よく見るとお魚は、クッキー!
保護者さんと一緒にいらしたお子さまたちが、
楽しそうに、「お魚釣り」をしてました。
お庭には、大きな木が立ち並び、
空を見上げると、木漏れ日がキラキラしていました。
今日は、保護者の方に授業を体験していただく、という企画ですので、
お子さまたちは、お庭で遊び、
保護者の方々が、お教室の中へ・・・
下駄箱の上には、優しい色合いのお花が飾られていました。
普段、生徒さんたちが行っているように、
朝の儀式でスタート
ろうそくに火を灯すと、
時間が緩やかになるように感じられました。
先生のお祈りが終わり、
静かな笛の音が、次のアクションの合図です。
ちょっと面白いアクション♪
きっと、子どもたちは、お手玉の魅力の虜になるでしょうね~
テーブルを丸くしつらえ、お絵かきの時間です。
クレヨンは・・・と見渡すと、
なんと、これがクレヨンケースなんです。
紐を解くと、蜜蝋で作られた、安心安全なクレヨンが、
綺麗に並んでいます。
綺麗なクレヨンを使って、絵を描くことは、
子どもだけでなく、きっと大人にも優しい時間だったことでしょう。
先生は、おっしゃっていました。
今のお子さんたちは、少し、知識が勝り、理屈だけでモノを言うことが多いように感じます。
ぜひ、様々な体験を通して、
子どもが、より子どもらしい、子ども時代を過ごせるようになってほしいものです。
確かに、今の時代、様々な刺激が、低年齢化しているように思えます。
子どもが、子どもでいられる時間は、思ったより長くないのかもしれません。
こんな小屋で遊んだ想いでは、
きっと、いつまでも忘れないでしょうね
この腰かけを見ていたら、
なんだか、腰掛がおしゃべりをしているように見えてきました。
より良い子ども時代とは?
ふと考えてしまいました。
この記事を書いた人
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まちミル博覧会 応援スタッフ
好きな食べ物:しいたけ
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