【開催レポ】67.育児にも役立つ、「子育て支援」の基礎講座

2017年11月6日(月)

〇プログラム

子育て支援ってなんだろう?その道のプロに聞く!

育児に役立つ、「子育て支援」の基礎講座

 

〇案内人

NPO法人ファミリーステーションRin 木戸美智代さん

 

〇講師

愛知淑徳大学教授 白石淑江先生

 

岩崎公民館2階会議室で開かれた「子育て支援」の基礎講座。

講師は愛知淑徳大学教授の白石淑江先生。

20年間虐待防止活動をしているNPOに所属し、こども達の居場所づくりに力を注いでこられた先生です。

 

このプログラムはRinの産後サポート事業である訪問型家事育児支援サービス「りんりん」の

産後サポーター養成講座の中の1つです。

 

さて、講義のスタートです。

現代の子育て事情について、人間関係の変化や家族形態の変化など

データを見ながら進んでいきます。

漠然としていた昔と今って違うよな~という思いがすっと腑に落ちた感じがします。

 

それに伴いコミュニケーションの変化についても、実際の保育現場で起きた問題などから

対面して言葉を交わすことの重要性をお話いただきました。

こどもだけでなく親とのコミュニケーションも難しくなっているんですね…

 

子育ての喜びと大変さについては、こどもの愛着(アタッチメント)の発達段階を4段階に分けて

1段階ずつ紹介していただきました。

みなさんメモを取りながら真剣そのものです。

私も自分のこどもたちのことを思い浮かべながら聞き入ってしまいました!

 

そしてママのサインの受け止め方や地域の子育て支援活動についてもお話いただきました。

妊娠中から出産・子育て期に渡る切れ目のない支援の必要性

支援者と育児者との関係づくりや言葉のかけ方など。

「赤ちゃんが泣いている」ということに対しても言葉がけひとつでお母さんの心の持ちようが変わるということ、

周りの人が言葉でお母さんを褒めてあげることですくわれること、

そんな話を伺っていると、3児の育児に日々悩まされている私は、なんだか自分に言葉をかけられているような気持になって涙が出そうでした。

 

2時間ノンストップの講座でしたが、どのお話もとても興味深くあっという間!

子育てに行き詰っているお母さんを救い出してくれる、そんな産後サポーターのみなさんがたくさん活躍していただけると

日進のこども達の未来も明るい!!そんな講座でした。

 

12月13日(水)は「産褥期の母親の身体と育児について」です。

母乳育児の参考にもなる講座で、託児もあるのでお母さんたちもぜひ参加してみてください!

 

 

Rinの産後サポーターとは?

生まれたばかりの赤ちゃんの育児に戸惑い、不安を感じながら頑張っているお母さん・お父さんに寄り添い

産後のお母さんが安心して育児をできるように専門研修を受けた子育て経験者がサポートしてくれます。

訪問型家事育児支援サービスは家事に関すること、育児に関することを家庭に訪問しお手伝いしてくれます(有料)。

くわしくは訪問型家事育児支援サービス「りんりん」をご覧ください。

この記事を書いた人

ぷぺぽ編集長
ぷぺぽ編集長
まちミル博覧会 取材ボランティアスタッフ。
日進市のママによる日進市のママのための情報誌「日進市子育て応援マガジン ぷぺぽ」を発行しています。