2019年11月30日(土)
場所:あんこ椿 あんこ椿さんのHPはこちら
の講座に取材してきたので報告します。
会場となったのは、市役所にほど近い、喫茶あんこ椿さん。客席はほぼ満員の15,16人ほど。
あんこ椿さんでは、毎月第1と第3土曜日にライブをやっていて、今回の講座も、その一貫としてのライブということでした。
この日の演者は、ボーカル&サックスの渡辺リナさんとギターの柴山賢一さん。
演目は、表題通り、シャンソンとジャズのスタンダードばかり。
みなさんは、普段シャンソンを聞かれることありますか?。
この日の参加者の方も、シャンソンはあまり聞かないという人がほとんどでした。
普段聞いたことがない人でも楽しんで、まずは親しんでもらおうと言うことなのでしょう、
まずは、どなたもご存知、「枯れ葉」「パリの空」から始まりました。
ステージが特になく、客席との距離が近いせいもあってか、始まってまもなく客席との掛け合いもありました。
演者の渡辺さんは日進在住の方で、その日は自転車で来て自転車で帰ります。
柴山さんも東郷町在住で10分でつきましたと言ったところ、「どっちに帰るの」という声が。
「あっちのほう」「香久山のほうですか?」。といったような掛け合いもありました。
ライブを行っている店もたくさんありますが、客とのそんな掛け合いができるのも、あんこ椿ならではかな?。
と勝手に思ったりもしました。
私は普段、シャンソンどころか、音楽さえあまり聴かないので、
ライブ自体あまり足を運ぶ機会はないのですが、そんな私でさえ楽しめる、
アットホームな雰囲気の中、
イブ・モンタン、スティービーワンダー、マライヤ・キャリーといった、スタンダードな曲が進み、
あっという間にも感じられるほど第1ステージが終わりました。
続いて第2ステージもスタンダードな曲で始まりました。
ステージの合間に演者の方にもインタビューをしてみました。
渡辺さんは、フランスの語学留学をしていてシャンソンに出会ったということでしたが、
専門的に音楽の勉強をしたことはなく、大学卒業後独学で歌を勉強したということでした。
そんなにも魅了してしまう、シャンソンの魅力は?。
そんなシャンソンは実は、街に捧げる歌、その街に住む人を歌った曲が多いそうで、
歌の1番から3番まで物語がある曲が多いそうです。
その理由は分からないそうですが、その街に住まう人々が集う、大人の社交場?、みたいな雰囲気の中で、カニコウシャンソン&ジャズナイトの第2ステージも終了しました。
とても優雅な時間を過ごせました。
こんなアットホームな身近な雰囲気のライブができるのも、あんこ椿さん、そして真柄さんの人柄なのかな?、
と勝手に想像したりもできました。
ここで宣伝です。
渡辺リナさんのライブが、12月17日、名古屋新栄のライブハウス「マンボランド」さんで。
ギターの柴山さんのライブが、栄泉の「ムーングロー」さんでジャズ・ギターのライブがあるそうです。
良ければ足を運んであげると喜ぶかとおもいます。