【2019開催】33.南米アンデスのの笛ケーナを作り演奏しよう

2019年11月16日(土)

場所:折戸公民館

会場となったのは、折戸公民館。

さほど広くない会議室は15,16人の参加者で座れない人が出るほど盛況でした。
まず、皆さんは、ケーナという楽器をご存じの方は多いと思います。


少し年配の方は、サイモンとガーファンクルの「コンドルが飛んでいく」でお馴染みかもしれません。

このケーナ、南米で3千年前の遺跡から発見されているというほど、

とても古い楽器であると、この日の案内人の真野賢一さんの説明から講座から始まりました。

続いて、真野さんと、この真野さんの助手、森口による、

ケーナとギターによる演奏「コンドルは飛んで行く」が演奏され、

参加者は、見入るように聞き惚れていました。

 

他にも、亀の甲羅を使った南米の、「チャランボ」などの楽器も紹介され、

また、ケーナも、D管やC管といった音程によって異なった大きさのケーナがあるのだそうです。

 

その後、太さ3cm、長さ35cmほどの竹が配られ、ケーナづくりが始まりました。

まずは、唄口と呼ばれる、口で吹く吹口づくりです。

この唄口で音が出るかでないか、どのような音色になるかが決まるそうです。

唄口ができた人から、穴見本に沿って穴の位置決めができた人からドリルで穴あけされ、

およそケーナが形作られました。あとは紙やすりで穴矢武の表面をなめらかにしていきます。

できた人からおもいおもいケーナを鳴らします、中には、「鳴らな〜い!」と地団太を踏む子も。

今回使用された竹は地元日進でとれた竹を使っているのだそうで、

真野さんのケーナづくりが高じて竹まで栽培まで始めたのだそうです、ホントでしょうか!?。

最後に真野さんに、なぜ今回の講座を企画したのかを聞いてみました。

真野さんは、天白公園や天白プレイパーク、東京の音楽イベントなどでも

ケーナづくりのイベントをしてきており、地元日進は初めてのイベントなのだそうで、

一度地元に凱旋してきたかったのだそうです。

プレイパークをやっているでしょ?、と言っていただき、

「日進プレイパーク」にも、呼ばれればいつでもケーナづくりに伺ってもいいですよ、

と言っていただき新たな出会いがあり嬉しい限りでした。

参加者の方にも、声を伺ってきました。
「最近日進に引っ越してきて、日進のイベントやお店に顔を出して地域のことを知ろうとしている」。

「広報で見て、手作りで笛ができるのが魅力的だったから」

「音楽、楽器が好きで、自分で竹で楽器を作って楽しむ会を、主催している」という人も、

「自分で楽器が作れて楽しかったという、子もいました。

最後に、楽譜が配られ、みんなで作ったケーナで、「花祭り」「かえるのがっしょう」を演奏しました。

日進を愛する人達によるケーナの演奏にこちらまでほんわかとした気持ちになれました。