【2018開催レポ】21.日進シネマパラダイス

夜空の下のノスタルジック映画会
日進シネマパラダイス

日時:10月12日(金)19:30分〜20:30分
ところ:JAあいち尾東前 駐車場

日進シネマパラダイスに取材に行ってきましたので報告します。

 

最初、屋外映画会と聞いたとき、軽く、え、と思いました。

映画は映画館で見るものという固定観念のあった私には

とても新鮮に感じられました。

 

夜の帳がすっかり落ちた19:30分映画の上映会は始まりました。

上映された映画は、

チャップリン無声映画「チャップリンの拳闘」「チャップリンの失恋」
「チャップリンの改悟」の三本だて。

チャップリンが、バスター・キートンのドタバタ喜劇から

ストーリー性のある喜劇へと脱皮を図った頃の短編映画です。

 

あんこ椿さんの手作りのシフォンケーキとココアを美味しくいただきながら、

懐かしい淀川長治さんの解説から始まりました。

 

さて、映画の話はこのへんにして、なぜ屋外で街中で映画祭なのか、

この講座の意図を、今回の案内人であるタルミさん、真柄さんにお話を伺ってきました。

 

質問の答は、

単に「楽しいことがしたかったから」。と、

少しばかり肩すかしをくらったような回答でした。

 

では、屋外街中映画祭は、なぜ楽しいものになるのか?、

以下は、私、書き手の主観も入っていますので、

どこまで案内人の意図を正確に反映しているかはわかりませんが、

少しばかり野外映画祭考なるものを書いてみました。

 

普段私たちが映画館で映画を観るというときは映画を楽しみに行きますが、

屋外で街の中での映画をみると言った行為は、

少しそれとは意味が違うのかなと思いました。

 

観客の方にも少しお話を伺いましたが、

「外で映画を観るとなんかワクワクするな、と思って」とか、

小さいお子さんをお持ちの観客の方は「普段子どもを連れて映画館にはなかなか行けないけれど、

夜間、街の中で映画を観ることができる」と、

映画そのものよりも、

むしろ、街の中で、街の人々が集まって映画の上映というイベントそのものをむしろ楽しんでいるふうでした。

 

それは今回の案内人の言葉。

「地域で、街の中で、知らない者同士、みんなが気軽に集まれる、

単に面白いことがしたかった」という言葉に端的に現れているなと思いました。

それは、チャップリンのドタバタの中にあふれる人間味のように、

人と人とがつどう、まさに人間的な、”まちづくり”の思想にも通じるのではないかと、

映画を見ながら思いました。

 

案内人のタルミさん、真柄さんは、

”まちづくり”とはひとことも言っていませんでしたが、

NPO活動や市民活動でさまざまに街にイベントを仕掛けるふたりには、

そんな言葉がふさわしいのかもと胸に思いながら、

夜風も心地よく帰路についたのでした。

この記事を書いた人

登松井
登松井