１０月６日（土）北高上緑地にて＜秋の「北上高緑地」、自然とふれあい、友達になろう＞がテーマの秋を楽しむネイチャーゲームに親子で初参加してきました。
この日は台風の影響を少し受け、雨がぱらつくお天気。
大丈夫なのかな？と少し心配しているとネイチャーゲームリーダーであり案内人のやまにん（山本さん）が「雨のほうが面白い事も多いんだよね」と。なるほど、頼もしいお言葉。
後でこの言葉の意味を知ることになるのです。
自然についての注意事項を聞いた後は早速はじまる森の生き物クイズ！
生き物の特徴を聞いてわかったら「わかったー！」と言うのではなく静かに鼻に人差し指。親子でごにょごにょ相談しあってもいいし自分で考えたっていいのです。
頭の中で思い浮かべた生き物、正解なのかな？あれ？やっぱり違った？
早く答えたい～！そんな心の声が聞こえてきそうですね。
大人も参加してますよ。幼児～大人まで楽しめる生き物クイズ、親子で一致団結ですね。
ちらほらと鼻に人差し指をする方が出てきました。
考えて考えて最後はみんなで一斉に答え合わせ！色んな生き物の名前が飛び出します。
お次はビンゴゲームです、カードに書かれている自然のあれやこれなんかを散策しながら、見て、触れて、嗅いでみて、聞いてみて、見つけていくのです。
スタッフさん達がみなさんを見守りながら、植物の説明をしてくれたり、子どもたちと一緒に考えてくれるので、本当に有難いです。
そう、この時の天気は雨なので、このビンゴゲーム、ちょっと難易度が上がっているんですね。
雨が降ると虫達もかくれんぼ。鳥の声もちょっと聴き取りづらい。
そうなると更に子どもたちって燃えるものなんですよ（笑）
絶対見つけたい！としゃがんでみたり、拾ってみたり。
この葉っぱはなんだろう？ちくちく？とげとげ？
きのこだ！もしも食べたら危険かな？
どんぐり！拾ったばかりだから新鮮に違いないね。
みなさんが下を見てるので私、あえて上を見上げてみました。雨の匂い、葉っぱの匂い、大自然に囲まれてるなぁとしみじみ。
ちくちくするものみーっけ♪探してみると意外と見つかりますね。
一旦ビンゴを終わらせ、今度は楽しいじゃんけん大会です。勝った人は落ち葉を一枚拾って、たくさん勝てば勝つほど落ち葉が増えるという参加者さん達がたっくさん交流できる楽しいゲームです。
大人同士だったり子ども同士だったり大人と子どもだったり、組み合わせはいつも自由。
子どもたちが「葉っぱ増えたよ~」と私に見せにきてくれます、話しかけてもらって嬉しかったです。
みなさん白熱しています。
急にザーザーと降り出し木の下に避難する大人と違って子どもは自然から逃げない姿勢、「雨の音が聞こえるよ」と、レインコートと雨を楽しんでるようでした。み、見習わなければ。
みんながじゃんけんで勝って集められた葉っぱ、葉の表情はそれぞれ。似ている葉っぱを集めてみたりと葉っぱだけでも発見は無限大なのです。
スタッフさんが教えてくれたこの植物、三種類の葉っぱを持っているのですが、葉の形がじゃんけんのぐー・ちょき・ぱーの形になっているのでじゃんけん草なんて呼んでもいいかもねと、そんな植物があるのだとはじめて知りました、不思議で面白い。
ネイチャーゲームと最初に聞いたときは自然の植物の説明を聞かせてもらいながらお散歩をするような、そんなイメージでしたが、いざ体験してみると、雨が降ってることも忘れてしまうほど、笑ったり考えたり、自然相手だけでなくスタッフさんや同じ参加者さん達との交流もあり、我が子の意外な表情も見られたりと濃厚な時間だったなぁと思いました。
雨の中、家族や地域の方と遊んだことがある経験なんてなかなか貴重なのではと感じます。
ネイチャーゲームは１年に５回程行われているようです。短い時間の中でも色んな発見や経験ができるので本当におすすめですよ。
