【2022年開催】38.みんなで楽しむ ネイチャーゲーム

日時:2022年10月1日(土曜) 10:00-12:00

場所:日進市北高上緑地

案内人:なごやネイチャーゲームの会 運営委員長 やまにん(山本康弘さん)

 

皆さんは、「ネイチャーゲーム」という言葉をお聞きになったことはありますか?

 

アメリカのナチュラリスト ジョセフ・コーネルさんが提唱した

「シェアリングネイチャー」の考えに基づいた活動のことを指します。

 

じゃあ、「シェアリングネイチャー」って?

「自然体験を通して、自分を自然の一部と捉え、

生きることの喜びと、自然から得た感動を共有することによって、

心豊かな生活を送る」ことを目指す生き方のことです。

 

ふむふむ、なるほど!

じゃあ、実際にどんなことをやるのか、

今日のプログラムを通して、皆さんもネイチャーゲームに触れてみましょう!

 

今日のスタッフさんは、8名(お一人は先に森の中に行ってます)

今日は、10月とは思えないほどの快晴!

大きなクスノキの木陰で、ご挨拶

参加して下さったのは、6家族18人

北高上緑地に来るのは、初めてのご家族も何組かいらっしゃいました。

 

最初のゲームは「ノーズ」

少しのヒントで、生き物の名前を当てるクイズです。

リーダーさんが、質問を出してくれます。

答えがわかっても、すぐに答えてはダメ!

わかった人は、自分の鼻を指さして待ちます。

だから「ノーズ(鼻)」という名前なんです。

ゲームで、気持ちがほぐれたら、さあ、森に出発!

北高上緑地の森を進みます。

 

途中には、先についてリーダーが仕掛けをして待っていました。

次のゲーム「カモフラージュ」を体験します。

 

森の中のある範囲の中に、恐竜のおもちゃや、ぬいぐるみなどの、人工物を、そっと配置します。

それを、見つけるゲームです。

こんなカラフルなおもちゃを置いたのに、実際の森の中は、多様な色にあふれているので、

人工物も、目に留まりにくく、よーく見ないと探せないのです。

 

どこにあるかな??

 

最後は、リーダーと一緒に答え合わせ。

大人だから、見つけやすいかというと、そうでもなくて、

むしろ子どもさんの純粋な目の方が、たくさんのおもちゃを見つけることができたりして、

大人も子どもも関係なく、楽しいゲームなんですね。

 

次のゲームは「フィールドビンゴ」

各自に配布された用紙には、森の中で見つけてほしいものが記入されています。

たまご、チョウ、木の実、たべあと、動物の落とし物、、、などなど。

それらを探しながら、森を進みます。

 

ネイチャーゲームには、自然のものは、自然のままにしておきましょう、というお約束があります。

木の上を見上げると、

「たべあと」があった!

 

木の実も見つかった!

おーっと、珍しい「たべあと」をみつけたお子さん。

これ、なんだかわかりますか?

リスなどの小動物が、松ぼっくりをかじった跡、通称「森のエビフライ」

何気なく歩いているだけでは、見つけることができるものではありません。

よーく、よーく、目を凝らしながら歩いていたんですね。

 

「おとしもの」見っけ!

 

楽しいゲームをしながらの、森の散歩はあっという間に、目的地に到着。

 

近隣の竹で作られた、竹炭が、本日のプレゼントです。

 

「最後に、みんなで一緒に木になりましょう!」

えーー?どうやって木になるの???

 

かかとで、とんとんと地面を踏みならし、大地にしっかり立てるように足場を作ります。

 

次は、タネになった気持ちで、小さくなります。

ぐんぐん大きくなって、両手を枝に見立てて、空高く、手を上げます。

楽しいゲームの時間は、あっという間に終わりになりました。

 

解散した後も、ご家族の皆さんは、森を離れがたく、楽しそうに遊んでいらっしゃいました。

 

こんなに気持ちの良い森が、近くにあって、いいですね!