【2019開催】104.なるほど「お金の豆知識」・「プロのお札の数え方」体験講座

2019年11月16日(土)

場所:瀬戸信用金庫 日進支店 ご案内はこちら

 

普段、何気なく使っている「お金」

知ってるようで知らない、お札のアレコレを学ぶ講座が開催されました。

 

案内人は、瀬戸信用金庫 営業企画グループの永田 利光さんです。

 

最初に支店長さんよりご挨拶がありました。

当たり前のように使っている紙幣ですが、それについて学校で学ぶ機会は多くありませんね。

将来、計画的にお金を使えるよう、今のうちから楽しく様々な体験を通して学んでほしい、

と講座が企画されました。

 

だから、今日は、難しいお話はなし!

楽しく体験しましょう~

 

お金と言えば、最近はスマートフォンなどで気軽に決済できる

○○ペイなどによりキャッシュレス化が進んでいますが、

日本ではどのぐらいの普及率かご存じですか?

 

日本では現在19%程度の使用率だそうです。

お隣の韓国は、な、なんと90%

 

 

日本では、現金に対する信頼が高いので、わざわざ新しい手法に乗り換えようとする方が、

少ないのだそうです。

 

つ、ま、り、紙幣等お金の偽物が少ないってことでもあるのです。

 

確かに、お釣りで現金を受け取った際に、

それが本物であるかどうか、確認したことは一度もありません。

それは、本物だと信じているからですよね。

 

高い信頼、それは、精巧に作られたお札にも隠されていました。

 

その秘密を探るべく、出された道具は、こちら!

 ルーペです

 

お札をじっくり見てみましょう~

  

おー、見えたよ! お母さんも、見てみて!

 

お札は、様々な箇所に肉眼では読めないほどの大きさで、文字が印刷されています。

また、

・触って

・透かして

・傾けて、わかる偽造防止技術が施されています。(世界最高水準らしい・・・)

 

お札の凄さを知った後は、実際にそのお札を数えてみよう~

 こちらは札勘練習用です、かわいいね~

 札勘定に欠かせないのが、こちらのすべり止めクリーム

 

いざ!!

 

 

ひと振り、ふた振りすると、お札が魔法のように扇形に・・・

この扇型にする方法を横カン、と呼びます。

一目ですべてのお札が見えるので、別の券種が混ざっていないか、確認することが出来ます。

 

次は、縦カン

 

目にも止まらぬ速さで、お札がピラピラと計数されていきます。

こちらは、主に100枚以下のお札を数えるときに使います。

 

 

では、皆さんにも練習用のお札をお渡ししますので、

札勘の練習をしてみましょう!

 

 

よく見てね~。ここにお札を挟むんだよ~

 

 

 

す、す、凄すぎる・・・

 

 

 

2枚、3枚、と数えていくんだよ~

 

行員さんにお尋ねしたところ、

毎日、自宅でも練習し、半年ぐらい経つ頃には、出来るようになりました!とのこと。

最初はぎこちなかった参加者さんも、無心に練習するうち、それっぽくなってきましたね。

 

最後は、こちら!

ジャン!一億円分の練習用お札!

この練習用お札は、触った感じも、重さも本物に似せて作られています。

 

なんと、1億円の重さは・・・

 

10キロ!!

 

 僕、持てるよ!(両手ね)

 少し大きいお子様は、片手で。

 お兄さんは、さっと。

 お母様は、え~~重い~

 

だって通常のお米(5キロ)二袋ですものね!

さすがに、これを持って走ることはできませんね。

 

高い信頼を集める紙幣。

時代の流れとどのように関わっていくのか、行方が気になりますね