【2018開催レポ】83.なるほど「お金のマメ知識」・「プロのお札の数え方」体験講座

【開催日時】11月17日(土)10:30~11:30

【開催場所】瀬戸信用金庫 日進支店

【案内人】瀬戸信用金庫

ファイナンシャルプランナー 永田利光

 

みなさん

「札勘」ってご存知ですか?

お札の数え方の事なんです!

銀行員の方がかなりの量の札束を、何気なーくファサファサと扇形に広げて数えたり、束の揃った状態でピッピッと手前に弾いて数えたり・・・

このシーン、普段銀行に行った時や、仕事上で、あるいはテレビのワンシーンなんかで、ほとんどの方が何気なく目にした事があるでしょう

 

本日の講座は、この

⚪「札勘」に挑戦する

を中心に

⚪お金のマメ知識

現在発行されているお札の種類

偽造防止についての工夫

⚪1億円を持ってみる❗

を体験できました~

去年のまちミルで好評だったこの講座

お子様9名含め20名の参加者でスタート

私も娘と二人で体験・・・予想を超え、かなり面白い体験でした👍

 

 

支店長のご挨拶を皮切りに

案内人の永田さんから早速「お金のマメ知識」についてレクチャー

最初は

「現在発行されているお札の種類」について

こんなパネルを見ながら解説聞きました👂

現在世の中に流通しているのは

みなさんご存知

福沢諭吉の一万円

樋口一葉の五千円

野口英世の千円札

そして今では造られていないので、ほとんど見かける事の無くなった

沖縄サミットを記念して発行された

沖縄守礼門の二千円札

二千円札は発行当時かなり話題になり、早くから手に入れた人も沢山居たのでないでしょうか?

自販機等の対応が普及しなかったり、使いづらさから、いつのまにか生活から消えてしまいました

が、実はご当地沖縄では、今でも沢山使われているそうです!

 

さてさて

お札の偽造防止には様々な工夫が凝らされているのは、割りと知られていますね

代表的なのは透かし絵・・・

でも、皆さん❗

現在のお札、防止策はどれだけされているかご存知ですか?!

 

一万円札の表面を例にご紹介

点線で囲われた所に防止策が施されています!

その箇所はぜんぶで14箇所も❗😲❗

数々の高度な技術を紹介しましょう↓

①「凹版印刷」と「深凹版印刷」

肖像画等に凹版印刷方式が使用されています

ピンクで囲われた所は盛り上がっています

写真の日本銀行券と金額の文字に使われている深凹版印刷は特にインキを盛り上げてあるため、触るとかなりざらざら感があります

②中央楕円部分の中のすかし

③右端寄り中央部分の3本線のすかし

五千円札は2本線

千円札は1本線

③左端下他のホログラム部分

角度を変えて見ると違う画像が見えます

④中央左寄り 印の下の部分

傾けて見ると金額が浮かび上がって見えます

⑤お札両端の中央部分

パールインキが使用されていて、傾けて見るとピンク色の光沢が見えます

⑥模様の中にカラーコピーでは再現不可能な隠しマイクロ文字を使用

⑦紫外線をあてると発光します

⑧印の部分は暗いところで発光します

使用している紙も特殊素材で洗濯してもバラバラにならない位強いんです!

経験、ありませんか?私はあります笑

 

 

懸命にお母さんから借りて、お金の工夫を見つけようとする二人・・・可愛い💖

ちなみに千円札は近々プチリニューアルされるそうです

現在のものはナンバーのところが褐色

リニューアル後は紺色になります

実はこのプチリニューアルはお札全て、大体7~8年置きにされています

発行ナンバーがいっぱいになってしまうと色変えで対応しているのだそう

ここで更なるマメ知識クイズ出題☝

ナンバーに使用されないアルファベットが二つあります

何でしょーか??

わが娘さん、挙手して答えました!

(ちょっと母の入れ知恵もプラス)

「オーとアイです❗」

はい、正解💮

O(オー)は数字の0(ゼロ)と、I(アイ)は数字の1(イチ)と

判別がしづらいからですね~

 

そしてメインイベント❗

講師交代「札勘」体験始まりまーす😃

いつも通り上手く実演出来るか・・・支店長の厳しい目が光ります👀

出来ました🎵支店長も笑顔👌

行員のみなさんは、入行した際の研修時に、2週間毎日30分はこの札勘トレーニングをするそうです

会得するのに大体1ヶ月だそうです

お話し伺った方は、家に持ち帰り自主練習もしたって言ってました😲

ちなみに今回使用した練習用お札と同じものを研修用で使用するそうです

私の職場に来た他の支店の方に話したら、「僕もやりました!懐かしい!まだ持ってるのであげましょうか?」って言ってました😂

大切な思い出の品なので慎んでご遠慮しておきましたけどね~

 

こんな説明書付きのお札セットを使い・・

 

お札の束を縦に持ち、手前に弾いて数えるのを「縦読み」

横に扇形に広げて後ろがわから数えるのを「横読み」

と言うそうです

これを組合わせ、通常3回は数えて間違いないか確認するそうです

んーさすがプロ👍

 

ここでまたマメ知識☝

私達素人がやってみて面白いのは扇形の横読みですが、実はお札を数える為の横読みよりも重要なのは縦読みなんですって

金融機関で働くプロは、縦読みで数えつつ、質感や色等で金種の相違や偽札を見つけ出す事もしているそうなんです❗

頼もしいですね~😆

 

早速扇形に開く、横読みから挑戦!

行員の方がたは、本当にさらっと綺麗な扇形に広げられますが・・・

これがなかなかの難しさ😱

コツを聞きながら少しづつ何とか広げてみます

が、広がりきらなかったり

綺麗に揃わなかったり

私に至ってはそもそも広がりませんが~💦💦💦

なので取材に走りました💨

 

この日紅一点だった可愛らしい女性行員の方が、教えるのがとっても上手

あっという間に

 

研修時、自主練してたお話ししてくださった行員の方が二組の親子さんにレクチャー

さすが凄く綺麗✨

ずっと私達の席の近く(会場の端の方)で全体を見守っていた行員の方も活躍

横読みをある程度マスターした少年に、縦読みもレクチャー

お隣のご夫婦に縦読みの基本の持ち方もレクチャー

 

こちらでもあちらでも縦読みに挑戦

 

えー

これは何読みなんでしょう?!?!

楽しそうだからいいか😆

 

こちらの親子さんはお母さんがかなり横読みがお上手

「昔、母から教わったのよね」とおっしゃってました~

時を経てやってみても、出来るもんなんですねぇ

 

取材に走ってる最中、ひとりモクモクと横読みにチャレンジし続ける娘

最強のヘルプ登場🎵

持つ位置、力の入れ方、手首の返し方が重要なのだそう

少々不器用な為、なかなか上手くいかないのかな・・・

おやおや😃

出来たじゃなぁい😍

 

そうこうしてる間に

1億円登場~(勿論練習用札ですよ😁)

実際の1億円と同じ重さだそうです❗

その重さはなんと10キロ

想像していたのと、どうでしょうか?!

その重さに驚きを隠せない😲

「こんなに重いなら、どろぼうは出来ないわぁ~😅」と笑ってました😂

 

とは言え、やはり男性は軽々とさすがっ

「予想していたより重かったです!」とはおっしゃってました~

 

この↓ファミリーのパパさんは

この後、肩に担いでました~💦

ふたつは行けそうですって😂

キラキラおめめでパパを見る子供達

息子ちゃん挑戦💪

さすがに重ーい💦無理~💦

今度はお姉ちゃん挑戦💪

お、しっかり持てた!凄い!!

そしてママにパス

運ぶのも難しい!と重さにビックリしてました~

 

こちらも意外に重い~💦と

 

こちらではまずママが挑戦💪

お兄ちゃん一人で持てず💦

妹ちゃんがヘルプに・・・

でも、重い💦ので、更にお友達が追加のヘルプに・・・結局ワチャワチャ🎶

 

娘も挑戦💪

「強盗をやらないと心に誓う重さ」ですって

重さで決める事では無いのですけどね、そもそも・・・( ̄▽ ̄;)

 

一通り体験も終わり

余韻の中、終了時間まで、なぜか皆さんまたそれぞれに横読みや縦読みの練習に励んでました笑っ

私も娘に教わりながら再チャレンジ💪

左手親指で付け根をしっかりと押さえ

裏側は軽く添える

手前に倒しながら全体に滑らかに回す

しなりを利用して綺麗に開きながら戻す

これをグルグルとノンストップで数回繰り返すと・・・じゃんっ(娘)

私も短時間で何とかここまでに↓

講座は無料にも関わらず

お茶やジュース

練習用のお札とメクールと説明書

そして帰りにマスコットキャラのバッジまで頂きました~

皆さん本当に気さくで優しかった🎵

案内人の永田さんは現在は内勤でずっと店舗に居るそうです

永田さんに銀行員としての思いを聞いてみたところ・・・

「店舗を通じて、お客様に、少しでも喜んで貰えるようにと」心掛けていられるそうです

そんな沢山の小さな心配りが、きっとお客様の安心や信頼に繋がるのでしょうね😃

写真撮影してて上の写真に入ってくれてなかった行員さんを隠し撮り↓笑

こんな素敵な行員の皆さんが待っているのはここ↓↓↓

 

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