【2018開催レポ】16. マイ・プロジェクト体験会

開催日:2018年11月4日(日) 13:00~17:00

場所:Rinのおうち

案内人: マイプロジェクト名古屋(今中将裕さん、白石さん、くすちゃん)

 

マイ・プロジェクトって何ですか?と、今回の案内人の白石さんと今中さんに訊いてみました。

 

マイ・プロジェクトとは、人それぞれが、どう生きるか?を見つけるためのワーク。

2つのシート(詳しくは後述)に記入する。

ステップとしては、

1、自分を振り返ってみる。自分はどんな人か?

2、その中から、やりたいことを見つける。

3、仲間と共に一歩踏み出す。対話をしながら方法を見つけ出す。

4、共に支え合う。実際にやってみて、

問題や障害が出てきたときには、助け合う。

というものだそうです。

本来なら、2か月ほどの期間をかけて、何度か集まり深めていくものですが、今回は、体験会ということで、短い時間でそのエッセンスを体験します。

 

会場のRinのお家は、古民家を利用した子育て支援の場です。

 

そこに、今回のプログラムの案内人の3人と参加者の皆さんが集まりました。

 

自己紹介やマイ・プロジェクトの説明などの後、

例として、今回の案内人の1人、しいちゃんのマイプロジェクトの発表を聴きました。

マイ・プロジェクトは、

Me編=今までの自分を振り返る

Project編=やってみたいことを書いてみる

という2つのシートに記入することから始まります。

 

しいちゃんの例を聴いた後、いよいよ、自分のシートの作成にかかります。

プロジェクトについては、

Should=やるべき や Can=できる、得意

なことではなくて、

Will=やりたい! ことを書くこと。

書き方は人それぞれで、箇条書きや絵でもいいということです。

 

実際のシートはこんな感じです。

 

私は、最初は取材にうかがうだけの予定でしたが、このプログラムの性質上、見学者という人がいない方がいい、とのことだったので、急よ参加させていただくこととなったのですが、参加する前は、特にやりたいことはないな~、という感じでした。

しかし!

Me編のシートを記入していくうちに、あら不思議!自分の人生の中で、「こういう生き方をしてきた。もっとこうだったら良かった」という面が浮き彫りになり、そこから、「自分の子どもたちには、こうあってほしい」ということが見えてきて、やりたいことが具体化しました~\(^o^)/

 

皆さん、シートを記入し終えたら、少人数のグループに分かれてシェアタイム。

20分ずつの時間の中で、

発表・質疑応答・メッセージカード記入 をしていきます。

私のグループは、高校の先生、主婦、会社員の皆さんでした。

守秘義務があるので、どんなプロジェクトが発表されたかは、ここには書けませんが、皆さんのMe編・Project編はどれも興味深く、「応援したい!」という気持ちになりました。

 

最後は、皆さんで、振り返りの時間です。

「温かい気持ちになりました」

「マイプロを聴いた人みんなを助けたいし、自分も助けてもらいたい」

「今回だけではプロジェクトは固まらなかったので、また機会があれば参加したい」

 

短い時間でしたが、参加の皆さんの生い立ちなどを聴いたせいでしょうか、何だか他人とは思えない親近感が沸いたようで、帰り際は、名残が尽きない様子でした。

 

参加者の方に、今回ご参加のきっかけをうかがいました。

「まちミル冊子をみて、ちょうどやりたいことがありながら、考えが進んでいなかったので、いい機会と思った」

「自分が興味があるとある分野の関連のHPを見たら、マイプロジェクトの文字があり、検索してこのイベントを発見した」

「数年前からマイプロへの誘いはあったが、なかなかタイミングが合わず、今回は、やっと来られた」

 

今回の案内人のお一人、白石さんに企画の動機をうかがいました。

大切なのは「自分を生きる」こと。マイプロジェクトはそれにぴったりだと思う。

自分が見えると、やりたいことがわかる。

それを、いろんな人と体験したいと思った。

 

とのこと。

確かに、自分も今日体験してみて、上記の事を実感しました!

マイプロジェクト、とても興味深い取り組みで、またの機会があったら、是非じっくりと参加してみたいな、と思いました。

 

この記事を書いた人

asako
asako
まちミル博覧会 取材ボランティアスタッフ です。
私自身も、まちミル博覧会のパートナーで、【2019年度】も以下のプログラムを開催します。
#39 大地の色で染める~べんがら染めワークショップ
#70 大地の色を粧う~クレイファンデーションワークショップ
#85 親子で楽しむ♪1日だけの森のようちえん・森のがっこう