【開催レポ】24. 長座布団(お昼寝布団)作製体験と郷土料理「味めし」

【開催レポ】24. 長座布団(お昼寝布団)作製体験と郷土料理「味めし」

日程:2017年12月10日(日)
場所:ふとんの福安
案内人:福安 節子(ふとんの福安)、近藤 嘉克(日本料理 朝熊)

参加者は8名の女性の方々。

とても和やかな雰囲気の中、長座布団作りがスタートしました

まずは、生地の上に綿を重ねます。

座ったときに体重が最もかかる中央部は、特にヘタリにくくするために、綿を多く重ね厚くします。

次に、生地に綿を詰め込みます。

綿の厚みを整え、四隅まできちんと綿を詰めます。

参加者の皆さんはこの作業にかなり手こずっていました。

次に、綿入れ口を手縫いで絎けます。

「絎け」とは縫い目が表に出ないように生地を縫い合わせる手法のことです。

ここまでの作業を終えた段階でお昼休憩をとりました。

日本料理の朝熊さんにご提供いただいた味めしを、参加者の皆さんと一緒においしくいただきました。

あまりのおいしさに思わず大盛りで2杯もいただきました。

お腹もしっかりと満たされた後は、再び作業場に戻り、次は、「綴じ」という作業に移りました。

座布団の中央にある綴じは綿が片寄るのを防ぐために施します。

また、この綴じは座布団の表と裏が分かるという効果もあります。

最後は、「房付け」を行いました。

房付けという作業は、座布団の四隅から綿が抜けるのを防ぐため、中の綿をつかむように房をつけます。

これらの工程を経て完成した長座布団がこちらです。

最後は、参加者の皆さんで作製した長座布団と共に記念撮影を行いました。

自ら作った座布団を手に、参加者の皆さんは大満足の表情でした。

座布団作りと味めしを同時に堪能できた今回の講座は、とても貴重な体験になりました。

案内人の福安節子さん(ふとんの福安)、近藤 嘉克さん(日本料理 朝熊)、誠にありがとうございました。

 

 

 

 

この記事を書いた人

てっさん
てっさん
まちミル博覧会 取材ボランティアスタッフ