【開催レポ】23.枕(防災頭巾)作製体験と郷土料理「味めし」!!

2017年11月27日(日)

 

〇プログラム:枕(防災頭巾)作製体験と郷土料理「味めし」!!

〇案内人:ふとんの福安 福安節子さん

 

寒い日々が続いていましたが今日はポカポカ陽気になり 枕作りを今か今かと待ちわびていらっしゃったと言う

15人の方が 「ふとんの福安」に時間前から続々と集まられました。

申し込みが始まって早々 あっという間に満員になった人気講座でした。

 

こちらが今回教えて下さるふとん仕立ての達人でもある 福安の社長さんです。

 

出来上がりがこちら!! 普段は枕として使用し いざと言う時は 開いて被れば防空頭巾に早変わり!

寝ている時に地震が来たらこうやって!と、 実際に開いて被って見せて下さったお茶目な福安さんです。

まずは好きな枕の柄を選びます。

「早い物勝ち~」と号令がかかり あっちからもこっちからも手が出て来ました。

作る工程が二つあるため 15人が二班に分かれます。

 

こちらの班の方は枕の中に入れる大きさ 柔らかさが違うビーズを自分の好みの硬さ 高さに合わせて入れて行きます。何だか童心に帰った様で楽しそう♬

 

 

もう一班は 枕の中に綿を入れる作業です。まず マスクをして別室に向かいます。

そして先生の丁寧な指示のもと 布の上に綿を置き それを大きく広げた後 少しずつ優しく千切りながら 形を整え 成型していきます。この時に真綿が部屋に舞うので マスクが必須の意味が解りました。

 

 

 

部屋一面に大きく広げ あっという間に足の踏み場の無い状態に!! 頭の部分に多めに綿を盛り 生地に合わせて丁寧に敷き詰めて行きます。

 

そして一番の難所がこの布をひっくり返して 端っこにきちんと角を作るところです。

裏返しているので 目で確認ができない為 これは手探りで進んでいきます。

先生がそれぞれの方の所にサポートに回って下さっていましたが 皆さん とても初めてとは思えない優秀な・・生徒さんばかりでした。先生も「あなた、布団づくりに向いてるわよ~」なんて言われた方もいましたよ(*^▽^*)

綿を詰め終わったら開いている口にしつけをかけます。年代的にもお裁縫を小さい時からやって来られて来たが多かったので とても慣れた手つきでさっさと縫い上げていました。

最後に綿が動かない様に 3か所を縫いますが 生地に合った布団用の専用糸の中から好きな色を選びます。

福安店のご主人までも顔を出され アドバイスされていました。

最後の紐付けだけは ミシンでお店の方が縫って下さいました。

出来上がりです。

見てみて~と被って下さってパチリ!!

出来立てホヤホヤの枕を試していらっしゃいました。「あ~これで寝たら 良い夢見れそう」って(∩´∀`)∩

予定より早く出来上がったので 届いていた「朝熊さんの味ご飯」とお店の方が作って下さっていたお吸い物で お昼ご飯です。

 

頑張った後だけに ただでさえ 美味しいごはんが進みます。皆さんたーくさん召し上がっていました。

良い笑顔しているでしょ?

 

こちらは座布団と布団の打ち直しを終えて お客様に納品を待っているものです。

大きさは座布団と布団と4倍ほど違うのですが どちらが大変だと思いますか?

実は布団は小さい程 手間がかかり 時間がかかるそうです。

つまり一番難しいのがクッションだそうです。ですから左の座布団の方が多くの時間がかかるそうです。でも仕立て代は 小さい方が安い。。との事で ちょっとご主人も溜息!

 

今回集まって下さった殆どの方が昔からこちらの布団屋さんを好意にされていて 他で布団を買った事がないとおっしゃられていました。お客さん同士も顔馴染み多く 終始 にぎにぎしく会話が弾まれ 楽しそうでした。

 

今は量販店で買われる方が多いかと思いますが こうして地元の方々が地元のお店を力いっぱい応援している事を日進に住んで早20年で初めて知りました。

私の同僚には お嫁入りのお布団をずっと使っている!なんてツワモノがおりましたが 新年を布団の打ち直しを行い 気分新たに始めるのはいかがでしょうか?

 

ふとんの福安

〒470-0124 愛知県 日進市 浅田町東前田35-1

TEL: 052-801-0360

日本料理 朝熊

〒470-0126 愛知県日進市赤池町村東99-1

TEL:052-802-7778